ま行
●まいど (京阪神)
関西人の挨拶。「まいど」には、おはようございます・こんにちは・こんばんは・お世話になります・いらっしゃいませ・お邪魔します……など、ざまざまな意味が含まれる。おそらく「まいどおおきに」を略した言葉だと思われるが、非常に便利な言葉である。
●マオカラー
これを好む人種には、芸能人、文化人、水商売従事者、金融業者、やくざ、編集者などが多いが、いずれもそこには「他人とオレは違うぞ」というメッセージが発散されている。まかり間違うとガクランっぽくなるので着こなしが難しい。
●松おじ
超人バロムワンに変身する木戸猛の伯父。猛や健太郎に「松おじ」と呼ばれる。木戸松五郎。就職試験に落ちること数十回で、木戸家に居候している就職浪人。必ず事件に巻き込まれ、顔にヘンなメークを施し、怪人たちの手先となる。演じるのは体操のお兄さん、砂川啓介。ドラえもんの声の大山のぶ代の旦那でもある。
●漫才コンビ
ダイラケやすきよといった有名どころならともかく、海原さおり・しおり、はな寛太・寛大、若井はんじ・けんじなど、同性コンビの場合、よほどお笑いに通じてない限り、とっさにどっちがどっちと判断できる人は少ない。したがって「岡けん太・ゆう太のデブのほう」と、特徴で認識することがほとんどだが「トミーズのおもろないほう」という覚え方は悲しい。以前「トゥナイトのブスのほう」と言われて、どっちか悩んだことアリ。
●水森亜土
昭和14年12月23日生まれ。イラストレーターとして活躍する一方、ジャズ歌手、舞台女優、作家などマルチな才能を発揮。水森氏の描く猫のイラスト「ミータン」のグッズは、昭和40〜50年代の小学生の憧れの的(注・店主はその限りではない)。平成6年長野県松川村の信濃松川美術館に個人美術館“水森亜土館”も開設。
●ミッキー安川
アメリカ通で知られるが、それで商売になるのだからすごい。でも彼の言う「アメリカではね〜」のアメリカは、かの国へ行ったことのない店主でも、かなり昔のことなのではないのかと
訝ってしまう。
●水戸泉
元関脇・水戸泉 眞幸 37歳。 現役最年長。高砂部屋。本名、小泉政人。塩を思いっきり高くまくことと、仕切に向かうとき、必ず親指を交互に舐めるのが特徴。00年、結婚問題でマスコミをにぎわしたが、大の犬好きの水戸泉、以前雑誌で「親方に内緒で部屋で飼っている柴犬です」と、犬を抱いてニッコリ。おそらく雑誌の発売と同時に犬の存在はバレたことだろうが、きっといい人だと思う。
●宮川左近ショウ
昭和35年、浪曲の世界からお笑いの世界へ。「〜まいどぉ〜流れも清き宮川のぉ〜」で始まる快活で粋で色気のある舞台が持ち味。浪曲の魅力を見せるリーダー宮川左近、早弾き三味線がシビレる暁照夫、ダミ声の松島某。左近氏の早すぎた死が悔やまれるが、とにかくカッコよかった。店主は追悼番組で恥ずかしくも、涙した。
●武庫之荘
兵庫県尼崎市にある地名。京都生まれの店主は、神戸の大学に入学した当初、友達の「私、武庫之荘に住んでるねん」という言葉を聞いたとき、てっきりマカロニほうれん荘のような文化住宅に住んでいるのだと思い込んでいた。
●桃太郎侍
草木も眠る丑三つ時。派手なイデタチで、般若の面をかぶって鼓の音とともに登場する。「ひとーつ、人の世の生き血をすすり」「ふたーつ、不埒な悪行三昧」「みーつ、醜い浮世の鬼を退治てくれよう、桃太郎!」と口上を述べてから殺陣が始まるのだが、家からあの派手な着物を着てくるのだろうか?
お面はいつかぶるのだろう。謎だ。
●モンドセレクション
世界中から優れた製品を発掘することを目的に、1961年にベルギーで始まった世界食品コンクール。源氏パイ(サンリツ)、ピッカラ(ブルボン)、セコイヤチョコレート(フルタ製菓・大阪)
、アスパラガス(ギンビス)などが、これまでも受賞しているが、その顔ぶれを見ると、駄菓子セレクションではないかと訝ってしまう。
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