口唇チステ(粘液嚢胞)
口腔内の粘液嚢胞は粘膜下に粘液の溜まった袋(cyst)が出来た状態です。上下の口唇、舌や頬粘膜、口蓋など口腔内の様々な場所に出来ますが、歯で噛んで傷つけやすい下口唇と舌前方下面が最もよく出来る部位です。
⇒ 口唇粘液嚢胞、切開→澄んだ淡黄色の粘稠な液体が流出
小さい口唇粘液嚢胞は自然に治る場合もありますが、貯留液が貯まって大きくなると潰れ、しばらくするとまた腫れてくるということを繰り返しやすく、そのような場合には袋ごと摘出する手術を行います。粘膜面の傷は通常きれいに治って目立つことはありません。口唇粘液嚢胞摘出術は保険点数が910点(3割負担で2,730円)の手術です。
→→ 摘出した粘液嚢胞
自由が丘耳鼻咽喉科 笠井クリニック
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