唾液腺疾患、顎下腺唾石症、顎下腺腫瘍
唾石は唾液腺のうちでも特に顎下腺によくできます。唾石のために特に食事の際に唾液の流出が妨げられることによって、顎の下にある顎下腺が腫れたり、痛むのが特徴的です。唾液の導管であるワルトン管内で比較的浅い場所に存在する唾石は口内法で唾石だけを摘出することができます。これは保険診療では、表在性のものは640点ですから3割負担の方で1,920円、深在性のものは3,770点で11,310円の手術となっています。唾石が顎下腺内に存在する場合には、下顎部皮膚を外切開して唾石を顎下腺と共に摘出する手術が行われます。(唾石摘出手術に関して)
唾石 顎下腺の唾石症による左顎下腺部の腫脹
顎下腺腫瘍:一見しただけでは唾石症との区別は出来ません
顎下腺腫瘍は、唾石症のように食事時に腫れたり痛むようなことが通常はありません。耳下腺腫瘍と比べると顎下腺腫瘍は悪性度の高い腫瘍が多いので、注意が必要とされています。(唾液腺がんについて)
自由が丘耳鼻咽喉科・笠井クリニック
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