98. 夏コミ発行の再録本。本編ラストに怒り心頭!の渚氏が、思いあまってヒイロ殺しちゃう本でございます(笑)水上もこのお話大好きだったんで、再録の表紙を描かせていただけるなんて、光栄の至り〜…と、にやけてたもんでございます。しかも、今回は渚氏から大変簡潔ながらも(笑)イメージしやすい指定をいただいたこともあって、滑り出しはそりゃもうスムーズだったんです…が、しかぁし!!人生樂ありゃ苦もあるさ。渡る世間は鬼ばかり(大分違う…)よもや、こんな苦労が待っているとは…よよよ(泣)今回一番わたくしを苦しめてくれたのは『背景』でして…。「?背景?ただの宇宙じゃん」とお思いでしょうとも、お客さま!描く前は水上だってそう思ってました(泣)色いれ始めてすぐ『背景だけ油絵の具にすりゃあ良かった…』と後悔しきり。塗ったそばから乾いちゃうアクリルで、筆跡のないぼかしを作るのは大変なのを、す〜っかり失念しとったんですね。筆を何本か口にくわえて格闘し、なんとか体からオーラが揺らめき立つような感じを出すことができて、ホッ。

 さて、今度は星。星雲もいいな〜、などと、てんてんてんてん描いていったはいいが、これまた果てしない作業でして。しかも存外気を使うんですよ。漫画みたいに、ベタの上にホワイト飛ばすようなワケにはいかんので、1点1点描かなきゃならないし、規則的に描きすぎてもいけないんで、全体を見ながら点を散らばしてくのは、結構大変(汗)遠近感を出す為に、点の大小は勿論、彩度も変えつつ、ひたすらてんてんてんてん(笑)0号の筆で星雲を形作るのは、なかなかに気合いのいる仕事でありました(笑)はははは…。いや、楽しいですけどね。

 このようにして完成した『CAMPANELLA』の表紙イラスト。本人は結構気に入ってるんですが、いかがなもんでしょうか………え?イメージ壊れた!?お許しをぉぉぉぉ!!

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