1999.5.2発行の1号君総受本(笑)。
 この表紙について語るには、ある抱腹絶倒事件についてお話しせねばなるまい。そもそもコトの起こりは何だったかといいますと、水上が渚氏に、マンガ本『BUD BOY』を貸したことでして。先ず、貸した次の日に突然電話が…!「ちょっと!面白い!面白いよ!!」何やら興奮している御様子。しかも、続きが読みたくて(水上が貸したのは7巻中3巻)矢も楯もたまらず、雨の中車とばして本屋に向かってるところだと言う。んじゃ、頑張るね、と電話は切れました。少ししてまたしてもCALL。なんやねん、と思って出ると、渚氏でして「4巻はあったけど5〜7巻がな〜い!」ときた。実況中継みたいだとおかしがるわたくしに「笑ってんなよ」と一喝。もう一軒行ってみる、と言い残して電話は切れました。そして再び…「な〜〜い!もう一軒あるはずだから、記憶を頼りに行ってみるね。それでもしなかったら、続きを宅急便で送って!」なんつーパワーだ…と感心しましたよ、ええ。そんなこんなで最後の電話「あった〜〜〜!!これから帰って読むね!!」…良かった良かった。
  こうして渚氏はハゲしくBUD BOYにはまり込み、その結果BUD BOY調(本人談)の『ETRANGER』が生まれた訳です。そして、その表紙のリクエストが「BUD BOY1巻の中扉みたいにして!っていうか、まんまでもいいよ」

となったのも、まぁ予想通りといいますか…。この表紙ですが、なんともあっさり描かれているように見えますが、あにはからんや、けっこう手間がかかってるんです。…そうは見えないところがミソ(泣)アクリルを鬼のよーに薄めて、何度も重ねてまして、背景なんか6〜7回塗り重ねてるんです〜。マットになりすぎないよう注意しつつ重ねていくのは、かなり神経使います。なんせ、いったん塗ってしまったら、塗る前の透明感は取り戻せないですから。
 そうして仕上がったETRANGERの表紙。BUD BOYファンとなった渚氏の評価はどんなもんなのか知りたく思う今日この頃であります。

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