Episode Guide

4-12:2つの再会
(Radar Love,1993/11,1994/6/25,1997/3/1)

突然旅に出ると家を出て行ったブランドンを心配するシンディに、ブレンダとジムは「感謝祭には戻ってくるさ。 君の七面鳥料理を見逃すはずがない」といいつつ、とても心配。

【1つの再会/ブランドン&エミリー】
ブランドンは、マリン郡(サンフランシスコ)にいるはずのエミリー・バレンタインを訪ねにサンフランシスコへやってきた。エミリーはかつての恋人だったが、ブランドンの飲み物にドラッグを入れて飲ませた挙句に、ウォルシュ家の庭に火を付けようとしたことがあり、精神科へ入院してしまった。その後連絡は取り合っていなかった。 旅に出たブランドンは、途中のガススタンドでエミリーに似た女性に会って、彼女の元を訪れることにしたようだ。 サンフランシスコへ向かう途中、ブランドンはキャンプ場で一泊をすることになり、そこで隣人のカーティスに出会った。夕食を共にしたブランドンは、子供達が眠ったあと、カーティスにエミリーのことを話した。

エミリーの自宅を訪れたブランドンは、既にバレンタイン一家はアテネ(ギリシャ)引っ越した後であることを知った。とりあえず自宅へ感謝祭までには戻ると電話を入れ、不動産屋を訪ねることにした。ケーブルカーに乗ったブランドンは、目的地で降りようとしたところ、なんと同じ場所で降りようとしたエミリーと偶然に出くわした。2年前のクリスマス以来の再会だった。

エミリーは独り暮らしをしていた。会話を楽しみキスをしていると、隣に住むロージー・オトゥールがやって来て、感謝祭までサンフランシスコ滞在することになった。ブランドンが荷物を取りに外出している間、ロージーは「荷物の整理はどうするの?」と言い、エミリーは「ブランドンには自分から話すので内緒にして」と頼んだ。

感謝祭には帰れないとブランドンの電話を受けたシンディは、エミリーと再会したと聞いて驚いた。ブレンダもシンディも引き出しにエミリーの写真を隠し持っていたことを知っていた。しかし、まだ連絡を取り合っていたとは...と複雑な思い。「人は変わるものよ」とブレンダは言うが、ジムとシンディはエミリーと関わりを持つブランドンを心配している。

七面鳥を丸焦げにしてしまったエミリーは、ブランドン、ロージーとピザレストランへ行くことになった。ブランドンがいない所で、エミリーはロージーに「まだ彼を愛しているの」と打ち明けると、「だったらきちんと話さなきゃ」と言われた。どこかに行く気らしい。

【ジョン・シアーズ対策inダウニー・ハウス】
カパイプシロンとアルファオメガは、ダウニー・ハウスの感謝祭パーティを合同で行うことになり、カパイプシロン新部長に就任したマイクを含めた合同会合が行われた。ダウニー・ハウスには家出娘や妊娠している子もいて、彼等が頼れるのは専属のカウンセラーと社交クラブのメンバーだけらしい。ジョンは去年のパーティでダウニー・ハウスの子にちょっかいを出したらしく、その話しを聞いたスティーブはジョンに嫌味を言って睨まれた。

パーティの準備をしにやってきたケリーはドナの護衛つき。ケリーに無視されたジョンはダウニー・ハウスのデニスに目を付け、優しい言葉をかけた。デニスも「そんな優しい言葉をかけられたのは久しぶりだ」とジョンに言った。彼女は1カ月前に麻薬で捕まってここへやってきた。スティーブはジョンがデニスにちょっかいを出しているのを心配そうに見ている。

パーティ当日、スティーブが七面鳥をサーブして回っていると、ジョンは相変わらずデニスにちょっかいを出していた。二人がこっそりを外へ抜け出そうとしているのを見つけたケリーは、ジョンがデニスに何かするのでは?と心配し、スティーブに助けを求めた。スティーブはマイク新部長に相談して、なにか作戦を立てたらしい。ケリーも新部長はいい人だと認めている。
ジョンがデニスを口説いていると、スティーブがやってきて「部長が社交クラブに忘れてきた賞品の盾を持ってきて欲しいと言っている」伝え、デニスをハウスの中へ連れ戻した。
パーティの終わりに、この活動で一番頑張った人へ努力を賛えると言い、レズリー(アルファオメガの部長)が盾を取り出した。そこに戻ってきたジョンは、「はめたな?どうりで盾が見当たらないはずだ」と言い、マイクは自分の車で見つかったと誤魔化した。

スティーブがクラブハウスでキース先輩とのビリヤードを楽しんでいると、ジョンがやって来て「お前の親父がここの出身だからといって、お前は新入りなのだから、先輩の言うことは聞け」と言い、スティーブを外へ追いやった。

【ケリー&ディラン、感謝祭パーティin ウォルシュ家】
ケリーは「今年はジャッキーとエリンと3人で感謝祭を過ごすなんて...」と言い、ヒューストンにいる両親に会いに行くドナに「行くのやめてBHにいたら?」と誘うが、ディランに声をかけるよう提案された。自分とは過ごしたくないに決まっていると言うが、ドナは「ケリーの為にジョンにパイを投げつけたんだから!」と勧められ
(詳細はここ)、思いきってディランを感謝祭に誘ってみることにした。しかし、ディランはバハ(Baja:メキシコの太平洋岸に細長く突き出たカリフォルニア半島)へサーフィンに行くと決めているらしく、ケリーの誘いを断わった。

ディランは小切手を受け取りに、ウォルシュ家を訪れた。ブレンダはディランとシンディ特製のラザニアを一緒に食べながら、演劇部のお芝居に出ることになり、感謝祭の翌月曜から練習があるの!と得意げに話した。演出担当は詩のクラスで一緒のパブルらしい。ディランに言わせると彼は"いつも黒尽めの変な人"らしいが、ブレンダはクリエイティブで天才的だわ!と絶賛。ディランはシンディのラザニアを絶賛すると、感謝祭のパーティへ来ないかと誘われた。バハへ行くと一回は断わったが、「いつもそう言ってここに来るじゃない!」と言われ、ディランはハバ行きを延期して、ウォルシュ家の感謝祭ディナーへ招待されることにした。それを聞いたシンディは、自分もそうしようと思っていたし、ブランドンも戻ってきそうにないので、他にももっと誘おうと提案した。
ディランに行き先を聞かれたブレンダは、「知らない...兄貴のベビーシッターじゃないもん」と答えた。

ブレンダはケリーとジャッキー、エリンをパーティに招待した。ケリーは、メルの恋人が七面鳥を焼いたからとディナーに誘われたが、それに行きたくないというデビッドも誘ってウォルシュ家を訪れた。続いてディランがやってきた。
ケリーは、自分の誘いは断わったディランが、ブレンダの誘いは断わらなかった!と思い込み、楽しいはずの食事が暗い雰囲気に。 ディランはケリーをリビングへ連れていった。ジャッキーがあの二人はどうなっているのか?と聞くと、ブレンダは「私に聞かないでくれます?」と返事をした。二人はリビングで、自分(ケリー)と感謝祭を過ごすのは嫌だけど、ブレンダとは過ごすのか?、自分(ディラン)はブレンダと3角関係だった時とは違うんだ...と言い合っているが、みんなに丸聞こえ。ケリーは自分とジョンとの間には何もなかったと言ったが、「付き合うっていうのは、寝るのが全てじゃない。君は大切な人だけど、他の奴と付き合いたいからと...だから、自分も友達と感謝祭を過ごした。それにジャッキーさんよりシンディさんの料理の方が好きだからだ。それは君もだ!」とディランに言われ、「なぜ先に言ってくれなかったの?」と言ってみんなの元へ戻った。
その間、ブレンダは「クランベリーソースを取ってくれない?」と、二人の会話を聞いてない振りをしてニコヤカに振る舞っていた。

【もう一つの再会/アンドレア&ジェシー】
社交クラブには入っていないが、ダウニ・クラブの為ならば...と、パーティの料理の手伝いをしにビーチアパートにやってきたアンドレアは、ケリー達になぜ自分はダンに両親に会うのをためらうのかと相談した。アンドレアは、ダンが自分の家族に紹介したいからと、感謝祭のパーティに招待されていた。ケリーはダンの方がマジになっているのが怖いのでは?と言い、アンドレアもそれを認め、ダンの両親には行くと返事をしたのでパーティへは行くが、「これ以上彼とは寝たくない」と打ち明けた。ドナはアンドレアとダンが寝たことは初耳だったので、少々驚いていた。

パーティへやってきたアンドレアは、ウォルシュ夫妻の結婚20周年パーティで出会ったバーテンと再会した。彼(ジェシー・バスケス)は週末だけバーテンのアルバイトをしていという。アンドレアがダンと付き合っていることを知った上で、「こんなことを言ったらここから放り出されるかもしれないけれど、君みたいな美しい瞳の女性に初めて会った...また会いたい」とジェシーは言った。アンドレアは自分がカリフォルニア大の寮に住んでいると告げ、パーティへ戻っていった。 p>


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