Episode Guide

1-02:ホロ苦い恋の味
(パイロット版,1990/10/4,1992/6/1,1995/4/16)

【犯人発覚】
スティーブは、自分の車をメチャメチャにした犯人の新入生を探していた。見つけたら50ドル出すという。
デビッドはスコットの帽子をスティーブの車の中に落としてきていた。それを知ったスコットは自分の名前が書いあるので、もうおしまいだ...とスティーブを恐れていた。見つかる前に帽子を取り返そうと、二人がスティーブの車のドアをこじ開けた瞬間、車に取りつけてあった警報ブザーが鳴り出した。デビッドは自分がパーティの夜に運転したことをスティーブに白状し、なんとか安く修理をしてくれるところを紹介するからと言って、なんとかスティーブをなだめた。

【ブランドン&マリアン】
土曜日:マリアンとブランドンは、彼女の父親が所有するオートバイでドライブを楽しんだ後、ジャグジーでくつろいだ。二人は抱き合ってキスをしたが、積極的なのはマリアンの方。ブランドンは男女の立場が逆転しているから...と少々ビビっている。あせらなくても自分は逃げないし、自分はマリアンと一緒に話しているだけで楽しいんだと言った。元ロックバンドのマネージャーの父と、そのバンドのグルービーだった母を持つマリアンは、これでも自分はおとなしいと両親に言われるという。
遊び歩いていると成金の子と言われ、おとなしくしているとお高くとまっていると陰口を言われて、どうしていいかわからなくなる...という悩みを打ち明け、再びキスをした。

月曜日:スペイン語の授業中、ブランドンへ花の贈り物が届いた。マリアンからだった。
新聞部の部室で作業をしていると、デートはうまくいったみたいねとアンドレアが話しかけてきた。ブランドンとマリアンは似合わないというが、ブランドンはマリアンは周りからいろいろ言われているほど、馬鹿で成金娘ではないと話した。

ブランドンがマリアンから花をプレゼントされたことを知った学生が、マリアンとの関係をブランドンに質問すると、ブランドンは土曜にあったことは二人だけの秘密で、それは想像に任せると答えた。そう聞いたその学生は、マリアンとブランドンが男女の関係であるとみんなに言いふらしていた。既にブレンダの耳の入っていた。学校放送でも放送されてしまい、学校中にその噂は広まった。 ブランドンが自分で噂を広めたと思い込んでいるマリアンは、ブランドンも他の男子学生と同じで、有名になりたくて自分を利用した...と傷ついていた。信頼できる友達ができたと思っていたのに...と言って、さよならされてしまった。

火曜日:ブランドンはデート前のお化粧をしているブレンダの部屋へやってきて、自分でマリアンのことを言いふらしたわけではないが、きちんと否定しなかった自分に責任があるよな...と言うと、自分の兄が自分から噂を広めるような人とは思いたくなかったので安心したと言った。

水曜日:ブランドンは放送室へやってきた。DJがマリアンとのHな話しを聞こうと質問をすると、ブランドンは土曜の夜は何もなかった!と宣言した。そして、マリアンの信頼を失ったことは自分にとって最悪な出来事である...とマイクの向こうのマリアンに話しかけた。マリアンは登校中、その放送を車の中で聞いていた。学校に着いたマリアンは、ブランドンにチャンスではあったが、心を許したわけではないわ...と言った。ブランドンはもう一度チャンスが欲しいとマリアンに言った。そして、次の金曜にまたデートすることになった。

【アンドレアの秘密】
ブランドンはアンドレアに朝の放送を聞いたかと尋ねたが、アンドレアは全く聞こうとしない。アンドレアに誤解されたままでいたくないブランドンは、アンドレアが乗ったバスのあとを追い、あるバス停で下車したアンドレアに声をかけた。家まで後を着けてくるなんて!と興奮するアンドレアは、自分がどこに住んでいるかをマリアンの時のように皆に言いふらすんでしょう?と言った。そこはWBH高の学区域外の街だった。「自分はリッチではないし、学区域外に住んでいることがバレたら、明日にでも学校を追い出されるのよ!地理的な理由でいい教育を受けられないのは不公平だわ」と言ったが、ブランドンは自分がアンドレアの後を着けてきたのは、アンドレアの誤解を解きたいからだと言った。 アンドレアも、自分はビバリーヒルズに住むおばあちゃんの住所を借りてWBH高へ通っていることを白状した。ブランドンは自分は誰にもしゃべらないとアンドレアに約束をし、アンドレアと握手して和解した。

【ブレンダの短い恋】
土曜日:「ブルーイグアナ」への潜り込みに一人成功したブレンダは、ひとりの男性(ジェイソン)に声をかけられ、自分はUCLAに通う学生だと嘘をついた。彼もUCLAの法律学校出身で、大学の社交クラブの話しになった。話しを合わせるために出かませを言うブレンダだが、ジェイソンはその嘘に全く気付かない様子。
ブレンダはジェイソンに、UCLA構内のクラブハウスが立ち並ぶ通りまで送ってもらった。自分は社交クラブごとミネソタから引っ越してきたと嘘をつき、適当なクラブハウスの鍵を開ける振りをしながら彼を見送り、その後タクシーで自宅まで帰った。

どうしても眠れないブレンダはケリーに(朝6時に)電話して、ブルーイグアナで25歳の弁護士に声をかけられたと報告した。ケリーも興味津々で話しを聞いていたが、ケリーのママが「ボブ(ママの彼)を起こしてしまったじゃないの!」と怒りにやってきた。ケリーとママは少し言い合いになったが、そのままブレンダとジェイソンの話しを続け、「どうしたらいい?」というブレンダにケリーは「楽しんじゃえば?」とアドバイスした。

火曜日:デート前のお化粧をしているとブランドンが部屋へやってきて、誰かとデートなのかと尋ねた。その人を好きなのか?と聞かれたブレンダは、「彼のことが頭から離れないし、これが恋か?とも思うが、出会ったばかりだから...わからない」と答えた。
ジョンとジョンの友達と食事を楽しむブレンダは、その友達に大学での専攻について質問をされ、とっさに天文学だと答えてしまった。その後もいろいろと苦労する話題が出てきたが、なんとかごまかし続けた。クラブハウスまで送ってもらったブレンダは、金曜の晩に会おうと言われ、なんとか誤魔化して外泊しようと誘われた。

月曜日に行われた化学の抜き打ちテストの成績が芳ばしくなかったブレンダは、このままでは化学の単位を落とすことになる...と校長先生に呼び出された。「頑張ります」とブレンダは言ったが、ブレンダは何か問題を抱えていると感じた校長先生は、それを誰かに相談すべきだと言って、両親のサインをもらってくるようにと一枚の紙を渡した。

金曜日:ブレンダはまたジェイソンとのデートを楽しんでいた。今夜は全てをジェイソンに捧げようと決心していたブレンダは、ケリーに忠告された通り(関係をもつつもりなら、自分が高校生であることを正直に話し、相手もきっとわかってくれるということ)、自分は16歳の高校生だと打ち明けた。それを聞いたジェイソンは、自分を監獄へ送り込みたいのか!と激怒し、ブレンダの親を訴えてやると言い出した。帰りに車中、ジェイソンは自分を騙して楽しかったか?と怒り、ブレンダにあたりまくっていた。ブレンダは自分も辛い思いをしていたことをなぜわかってくれないのか、今夜はジェイソンにすべてを許すつもりでいたが、もういい!と泣きながら言った。そして、せめて玄関まで送らせてくれというジェイソンにの腕を振り払って、家の玄関まで走った。その様子を窓から見ていたシンディは、泣きながら戻ってきたブレンダを抱きしめた。
ブレンダはケリー達とクラブへ行き、そこで知り合った人だとシンディに打ち明けた。シンディもブレンダの様子が変だったことに気付いていたが、早くみんなと仲良くなる為だと自分に言い聞かせていた...と言った。

ブレンダはブランドンの部屋へやってきて、「ミネソタが恋しい...何もかも単純だったし」とつぶやいた。それを聞いたブランドンは、ブレンダが彼(ジェイソン)と関係を持った???と一瞬思ったが、「まさか!」とブレンダに言われ、ブレンダもブランドンがマリアンと???と思ったが、「まさか!」と言われてお互い笑った。
ブレンダは、自分達はここでやっていけるか?とブランドンに聞いた。ブランドンは「大切なのは何を考えて生きているかさ」答えた。


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