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スルー・ザ・ルッキング・グラス Through The Looking Glass / TOTO(2002年)

EMI●TOCP 66108(CD日本盤)

Produced by: TOTO

 TOTOにとって初めてのカヴァー・アルバム。 EJやビートルズ、クリーム、スティーリー・ダン、スティーヴィー・ワンダー等、様々なジャンルの中から、あまりメジャーではない曲が選ばれている。どの楽曲もTOTOらしい仕上がりで、バラエティーな選曲ながらもTOTOの高度な演奏力にて、アルバムに一種の統一感を生み出している。

 ここで取り上げられたEJのナンバーは、「Burn Down The Mission」。ペイチのピアノとサイモン・フィリップスのドラムを軸に、ボビー・キンボールのダイナミックなボーカル、ルカサーのギターという強力なアンサンブルによって、ブリティッシュの香り漂うロック・ナンバーが、見事なアメリカン・ロック・サウンドに生まれ変わった。原曲に近いアレンジでありながら、彼等流の直球勝負ともいえる演奏振りは聴いてて気持ちがいい。この曲のみ、デイヴィー・ジョンストンとナイジェル・オルソンがコーラスだけで参加している。(できればナイジェルのドラムでも聴いてみたかった..。

 他に私のお気に入り曲は、「菩薩」(スティーリー・ダン)と「While My Guitar Gently Weeps」(ビートルズ)だ。これらは「Burn Down The Mission」と共に本作中のベスト・トラックといえるだろう。


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