「ほら、バラの花束」
 あなたが、花束を差し出すと、妻はにっこりと微笑み、匂いをかいだ。
「とってもいい匂い。ありがと、あなた」
 それから、イチゴのショートケーキが入った箱を差し出すと、妻は悲鳴を上げて喜んだ。




「でも、どうしてこんな時間になったの? もうすぐ10時よ」
 そう言われたあなたは、妻に今夜の冒険談を語って聞かせた。しかし、信じない。だんだんと妻の顔が鬼のようになってくる。

「浮気してたんでしょ」
 そんなことまで言われてしまった。
 どうしよう。どうやって証明しようか。そうだ、ただ一人この冒険をずっと見ててくれた人がいたぞ。その人を呼べば。

 その人の名は?

  長田  長沼  長井  長尾  長光  名賀蔵  長岸  長岡  長持  長安  長山  長里  長巻  長家  長栗  長島  永田