版権モノ36 タントラ号(40000HIT記念作品)

長くかかりましたが、ようやく当HPも40000HIT達成したので、記念作品をば。イワン・エフレーモフのSF小説「アンドロメダ星雲」に登場する
第一級宇宙探査船「タントラ号」です。 レトロなメカですが、オイラの脳内ワールドでは最高の宇宙船のひとつに当たるものであります。
ちなみにカラーリングは若干アレンジしてあります(´Д`;)

小説「アンドロメダ星雲」は、オイラと同年代の一部の人の間では「宇宙パイロット37号」の方が通りが良いかも知れません。
本作は日本では割と古くからジュヴィナイル作品化されたSF小説で、著者がソ連の作家さんだけあって、完全な共産主義の
素晴らしさや(完全な、というところが良いですな。つまりこの作者も現実の共産主義には思うところがあったということでしょう)
人類の知恵と力の素晴らしさを謳ったユートピア小説でもあります。

この絵の元になった挿絵を描いた伊藤展安という方は、当時としては結構分っている人のようで、タントラ号の鼻先のマーキングが、
妙にソ連機っぽかったり、船体に書かれた文字がきちんとキリル調になってたり、素敵な仕上がりになっておりました。

最近ようやく原作の「アンドロメダ星雲」を手に入れることが叶い、気持ちも高揚し始めましたので、チョイと描いてみましたが、
挿絵のタントラ号の方が100倍もカッコイイですね(;;)

戻ります。