4. 川原寺(かわらでら)
川原寺のあたりは斉明天皇(655〜661)の飛鳥川原宮跡と推定されており、その宮跡に建てられた寺だとされています。
大官大寺、薬師寺、飛鳥寺とともに藤原京四大寺の一つで天智天皇(661〜671)の勅願により建立されたと考えられます。塔、西金堂、中金堂、講堂が並ぶ大規模な伽藍配置が確認されています。
諸国に多くの寺領を持ち、平安時代には空海が住したと伝え、東寺末寺となった。鎌倉時代に東大寺の教弁が僧坊などを建立したが、室町時代以降次第に荒廃した。
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現在は真言宗豊山派の寺。住所は奈良県高市郡明日香村川原。
鬼瓦は山門の屋根の大棟と太子堂にいました。上の2つが山門の鬼で、下の鬼は太子堂の大棟鬼と隅鬼です。