と き:2000年6月3日(土)〜4日(日) ところ:大学セミナー・ハウス(八王子) 主 催:日豪合同セミナー実行委員会 後 援:オーストラリア大使館 協 力:アンセット・オーストラリア航空 |
今年秋、シドニーでオリンピックが開かれます。日本からも多くの人が訪れ、また数多い新聞・雑誌記事やテレビ番組で、オーストラリアが紹介されることでしょう。多くの移民を受け入れ、多文化社会を目指しているオーストラリアをもっと良く理解する絶好のチャンスです。 しかし、うわべだけの興味で、本当の理解が得られるでしょうか。来年から始まる21世紀。日本は真に平和で繁栄した国、世界から尊敬される国家にならなければなりません。そのためにも、もっともっと知り、付き合いを深める必要のある国、その一つがオーストラリアなのです。 こんな絶好のチャンスを、最大限生かすために、今年の「日豪合同セミナー」は企画されました。オーストラリアはどんな社会を作ろうとしているのか、日本にとって何故大切なのか、草の根の交流を深めるために何をしたらよいのか。理解を深めるだけでなく、参加者がそれぞれの立場から考え、行動を起こすキッカケ作りを目指しています。 私達日本人に、温かい手をさしのべてくれている人達。その心の触れ合いを着実なものとしようではありませんか。学び合い、話し合いの中から、きっと明るい21世紀が作り出されることでしょう。 |
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開催要項 |
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参加費 |
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申し込み方法 | 所定の専用申し込み往復葉書にて、下記の支払方法に従ってお申し込み下さい。申し込み往復葉書は日豪合同セミナー実行委員会事務局までご請求下さい。なお、支払方法は全て前金に限り、開催当日の会場での申し込みは一切行っておりませんので、ご注意下さい。 |
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支払い方法 | 郵便振替のみとさせていただきます。 (用紙は最寄りの郵便局でお求め下さい) 00110-3-409309 日豪合同セミナー実行委員会 宛送金と同時に、申し込み往復葉書に必要事項を記入し、返信葉書にご自分の住所、氏名を記入し、往信、返信とも50円切手を貼り、ご投函下さい。 |
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締め切り | 5月25日申し込み葉書到着分で締め切らせていただきます。 ただし、申し込み多数の場合、送金到着順で受付け、日帰り120名、宿泊160名で締め切らせていただきますので、あらかじめご了承下さい。 |
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キャンセル | 締め切り後5月31日までのキャンセルは、お申し込み金額の50%を払い戻しいたします。それ以降のキャンセルによる払い戻しは出来ませんので、ご了解願います。 |
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問い合わせ | 東京都港区三田2-1-14 (郵便番号108-8361) オーストラリア大使館 気付 日豪合同セミナー実行委員会事務局 Tel.03-5232-4056、Fax.03-5232-4064 |
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プログラム |
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6月3日(土) | ||
12:00〜 | 受付開始 | 【講堂】 |
13:00〜 | 開会挨拶 | |
13:05〜13:30 | Ms.Deborah Stokes駐日オーストラリア公使スピーチ | |
13:50〜14:00 | 講師紹介、セミナー・ハウス利用の諸注意等 | |
14:10〜 | 分科会 | 【各セミナールーム】 |
18:00〜19:00 | 夕食 | 【食堂】 |
19:00〜21:00 | ワインパーティー(コールファーマー合唱、抽選会など) | 【講堂】 |
6月4日(日) | ||
8:00〜 9:00 | 朝食 | 【食堂】 |
9:00〜 | 映画を通してみるオーストラリアの社会と背景 | 【講堂】 |
12:00 | 閉会 |
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分科会 |
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1 | 豪州の資源と日本 廣田 耕司 (日・豪・NZ協会理事) |
豪州の資源がなければ、日本の経済は成り立ちません。日・豪・NZ協会でごく最近作成した「資源を考える−暮らしの中のオーストラリア」という小冊子の著者が、資源を通じてみた日豪関係を説明します。 |
2 | 知られざるオーストラリアチーズの魅力 杉野 雅子 (オーストラリア酪農庁) |
今日本で最も輸入されているチーズは「豪州生まれのチーズ」ってご存知ですか?なんと全輸入量の4割以上です。独自の食文化を持つ人々が試行錯誤の上ユニークなチーズが生まれました。さあチーズ探検の旅にでかけませんか? |
3 | 食品の品質に関するオーストラリアの考え方 高橋梯二 (国際連合食糧農業機関(FAO)日本事務所長) |
現在、食品の品質と安全について消費者の関心が高まっている。品質に関し、ヨーロッパでは生産の過程をチェックする制度を発達させてきた。一方、オーストラリアでは、生産されたもののチェックを重視している。 |
4 | オーストラリア映画の中に見る歴史的瞬間 佐和田敬司 (早稲田大学) |
オーストラリア映画を観る楽しみは、高度な芸術性は独創的な物語を鑑賞することだけにあるのではない。この国が歩んできた歴史が克明に記された作品を観てもらい、豪州史と映画の関わりについて考えたい。 |
5 | “介護の明日が見えた” -オーストラリア福祉システム- 福原 忠昭 (オーストラリア高齢者福祉・普及支援機構日本局長/アンセット・オーストラリア航空シニアコンサルタント) |
1991年に採択された高齢者のための国連原則に先駆けて、コミュニティケア制度をいち早く取り入れた高齢者福祉制度を確立しつつあるオーストラリアが世界各国から注目をあびている。介護保険制度が始まった今、独自の「中福祉・中負担」型福祉制度をとるオーストラリアに学ぶところは多い。 |
6 | 豪文学が語るオーストラリアの映像 岩淵 寿津 (元日本女子大学教授) |
オーストラリアの歴史と社会をより良く理解できるようオーストラリア文学の視点で解説。生成期のブッシュ・バラードも極めつけになるでしょう。 |
7 | オーストラリア経済 元気の素 鈴木 正徳 (共同通信外報部) |
オーストラリア経済は、日本をはじめとするアジア諸国の経済が低迷する中、好調を維持した。その強さの背景と、世界貿易機関(WTO)の貿易交渉での立場などを紹介する。 |
8 | 2000年のオーストラリア −その歴史的・政治的意味合い− 福嶋 輝彦 (桜美林大学国際学部教授) |
共和制、先住民との和解、都市と地方の分極化など、今日のオーストラリアは、国論を二分する大きな問題に直面しています。本分科会では、歴史的・政治的観点から、これらの問題の実相に迫ります。 |
9 | 海外留学を考える 学生による討論 |
日本に留学しているオーストラリア人学生と留学体験者、留学を計画している日本人学生が、外国の言葉を習う意味、外国で学ぶ意義を新ためて考え、意見交換する。 |
映画を通してみるオーストラリアの社会と背景 |
オーストラリアの映画を観てから、映画を通してみるオーストラリアの社会と背景を話し合います。 |
*プログラムの内容は都合により予告なく変更になる場合がありますので、あらかじめご了承下さい。 |
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大学セミナー・ハウスへの交通
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