胆沢町入り前夜、水沢に着くと、駅前には「黒石寺蘇民祭」の看板と「裸の男と 炎の祭」のポスターが。奇祭として知られる「蘇民祭」にちょうど当たったわけ です。せっかくの機会なので、ホテルに荷物を置いてからタクシーをとばして観 に行きました。着いた時にはもう始まっていて、川での「裸参り」には間に合い ませんでしたが、その後は朝までじっくり観てきました。 |
暗闇に蠢く人々・・・ 蘇民祭は極寒の闇の中で行われます。 |
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柴燈木(ひたき)を組んでいます。 キャンプファイヤーと一緒ですね。 <一緒にすな! |
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組みあがった柴燈木に褌一丁の男たちが 続々と登ります。 |
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これが「柴燈木(ひたき)登り」です。 | |
火が点けられて・・・ | |
きゃーっ! 煙そう!! 喉をやられるそうです。そうでしょう ねぇ。 でもお祭りですもの。男たちが「ジャッ ソー!!」の掛け声を唱和します。声が 聞こえなくなると「元気がないぞ!」と ヤジがとびます。 こりゃマジで喉やられるわ・・・ |
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さすが裸の男の祭り。全裸の方もいらっ しゃいます。気合が入ってますね。 もっとも褌のあるなしくらいじゃ大して 違わないか・・・(寒かったです) |
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燻されていく男たち・・・ | |
生木の水分が白煙を上げます。 なんだかもうよくわからないです(汗) |
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煙の中からチラッと裸がのぞく。(男の 裸ですが・・・)そしてそこは燃え盛る 炎の上。 見た目「湯煙殺人事件」? |
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炎が迫る中ぎりぎりまで頑張る男たち。 | |
どんどん炭と化す柴燈木。 見るからに熱そう。 降りるタイミングはずして死んだ人とか いないんでしょうか・・・ |
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燃え盛る柴燈木。すっかりたき火です。 ああ、あったかい・・・ |
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時刻はAM2:00になりました。 「別当(べっとう)登り」です。 |
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AM4:00になると「鬼子(おにご) 登り」です。 |
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「ほら、ハダカあがれ! ハダカ!!」 一括りに「ハダカ」と呼ばれてしまう男 たち(汗)寒い中頑張ってるのに、少々 ぞんざいでかわいそうな扱いです。 でも、伝統的なお祭りの中ではそういう ものなんでしょうね。 |
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壁にとりついた男たち。全裸の方もちら ほらいて、やっぱり異様な感じ。 |
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そんなに広くない境内が関係者と観光客 でごった返すのを、壁にしがみついた裸 の男たちが見下ろしてます。 奇祭ですよね。 |
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AM5:00を過ぎるとクライマックス の「蘇民袋争奪戦」が始まります。 ほぼ最後まで観たので、バスを待って 帰りました。 |