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伊豆・富戸イルカ漁事件(96/10/23〜11/07)


[静岡県・富戸港でイルカ漁事件(96/10/23)]
[および、その続報(96/10/24)]
[および、その抗議行動(96/10/26)]
[そして、解放か?(96/11/01)]
[オキゴンドウ解放(96/11/07)]


静岡県伊東市の富戸港で200頭のイルカが捕獲されました。

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富戸イルカ漁の続報

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違反捕獲されたゴンドウクジラの救出

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未確認ながらゴンドウクジラ解放?

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オキゴンドウ解放を確認

  1. 11月7日現在、オルカ工房は以下のことを確認し、今回のゴンドウクジラ救出作戦に関する報告は終了したいと思います。
    10月23日に、イルカ&クジラ・アクション・ネットワークから今回の事件の内容を聞き、この団体を支援するためインターネットを通じて、我々の独自の判断で皆さまにご協力を依頼しましたが、かなり多くの方々から現地への解放要求の電話やFAXが送られました。皆さまの努力の甲斐があって、6頭のオキゴンドウは10月31日に間違いなく解放された模様です。

    しかし、この解放には素直に喜べないいくつかの疑問が有りましたので、今日まで確認作業をしておりました。その結果は以下のとおりです。

     

  2. オルカ工房が独自に、下田海中水族館と三津シーパラダイスに電話してヒアリングした結果とアクション・ネットワークによる現地調査の結果とは一致し、現在、水族館には捕獲された個体はいないこと、またすでに飼われていた個体と入れ換えた形跡はないことが明らかになりました。

     

  3. 別の水族館に運んで隠しているのではとの指摘も、メールでいただきましたので、伊豆にあるもう一つの水族館、あわしまマリンパークにも電話と現地調査をしたところ、富戸から運ばれたのはバンドウイルカ4頭(うち一頭は死亡)だけであることも確認できました。

     

  4. また解放現場で立ちあった静岡県水産課の増本氏へのヒアリングの結果、10月31日、午前9時19分に最初の一頭がリリースされてから、最後の6頭目がリリース(午前9時58分)されるまで、全部の個体が海に入るのを他の個体が待っており、全員がそろったところで元気に沖に向かって泳ぎだしたとのことです。現場の写真は、100枚程度撮っており水産課を訪ねれば、だれでも見られるとのこと。さらに解放に関しては、TVの取材はなかったものの、静岡新聞、産経新聞、読売新聞、朝日新聞の4紙の地方版に掲載されたということです。

    以上の確認結果から、オルカ工房としては、6頭のオキゴンドウは無事リリースされたと判断いたしました。
    それにしても、水産庁と県に対しては、解放を求める要求の際に示した条件(リリースの専門家や獣医、解放を要求した団体の立ち会いなど)を無視されたこと、捕獲の監督責任などに対しては、今後、アクション・ネットワークが説明を求めていくことになりました。

    「ゴンドウクジラ救出作戦」と名付けられた今回の運動は、最初に海中でイルカの声を聞いたダイバーが連絡をとったイルカ&クジラ・アクション・ネットワークが中心だったわけですが、この団体は現在7〜8名のメンバーしかおらず、現地に出向くなどの実質的な作業は4〜5人で行いました。またオルカ工房も夫婦二人だけですが、皆さまの絶大なるご協力と支援があったからこそ、今回、日本で始めて水族館からのリリースが実施されたという結果を生むことができました。またインターネットという新しいメディアの力が(マスコミではないので、個人の感情が出たり意志疎通がうまく行かなかった点もありますが)大いに活躍してくれた気がします。

    この6頭の解放はいろいろなことを気づかせてくれました。
    解放されたとはいえ、この6頭の背景には何万頭もの仲間の死があることを、そして人間の自然に対する考え方、意識の変化をうながす一つのチャンスを与えてくれたようにも思います。
    この地球を我々の手で救おうとするならば、そして未来により良いものを残そうと思うならば、もう頭で考えるのではなく、心で考えて行動を起こすときが、すでに来ているのではないでしょうか。

    最後に、この6頭のオキゴンドウが、無事、仲間と会えることを祈って。

    救出大作戦の詳細は、
    こちらのページに掲載中です。

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orca kobo network, 1997