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Ch.Leoville-Poyferre
/ St.Julien/Bordeaux レオヴィユ・ポワフェレ |
国道2号線沿い北に向かって左側にあるポワフェレの門とヘッド・オフィス |
ボルドーは広い! あらためて実感いたしました。 |
14:00時15分前ぐらいに到着したため、お昼の休憩中でしばし待つ間に、ラスカズなどを外から覗いていました。(写真右:ラスカズの石門) |
国道2号線沿い北に向かって右側にあるラスカズの門 |
ラスカズの門内に入ってからそんまんまの風景。 正面のドアから左がラスカズ、ドアの右手からポワフェレ。 |
元はラス=カズ家の広大な領地にあったレオヴィルのワイン畑は三つに分割後、それぞれ競い合う形で向上しあっています。現在ポワフェレはブドウ畑は80ha、75のパーセルから年産40〜45万本のワインを造っています。 ★★さて、驚くことがここでもありました!★★ 最初に訪れたポワフェレの醸造所はヘッド・オフィスと熟成庫の建物で占められ、収穫後の醗酵までの作業は別の場所で行われていたのです。 |
ラス・カズあの有名な鉄の門に飾られた大きな敷地内は左右と正面の建家の三カ所から成り立っていますが、正面のドアはラス・カズでそこから左側がラス・カズのもの。ドアに所有権はありませんが、そのすぐ右側からの建物が全てポワフェレの所有と、全くの2分割されていました。 よくよく見ると(さっき覗いていたところ)、それぞれの建物の上部に大きくロゴが入っていました。ともかくポワフェレはここで収穫後の作業と醗酵作業を行っていたのです。 |
ラスカズ内にある右側の建物はポワフェレの醗酵所 |
ステンレス醗酵槽は全部で26基(?)。140hlx10基、180hlx8基、225hlx8基ありました。 |
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さて、醗酵までの一連の作業が終わると樽熟成に入るのですが、その為には、道を横断して熟成庫のある建物まで運ばなければなりません。これが一番辛い作業だと言っていました。 熟成庫に納められた樫樽は静かにじっと眠るのかと思いきや、さにあらず、でした・・。そうです、スティラージュ作業がありましたね。 |
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ここでも1999年と2000年を試飲させていただきました。双方の良さと2000年の飛び抜けた良さに期待は確信に変わって来ました。 最後にオールド・ヴィンテージが保管されているセラーを拝見させて戴きました。伝説の1982年がありましたよ〜! 他にも1986、1989、1990などなど、未だ熟成中のお宝ポワフェレがありました。 2nd.のCh. Moulin-Richeの他に、仏国内レストラン専用の3rd.で、パヴィヨン・デュ・コメンターブルというワインがありました。 |
貴重な見聞、「Soutirage」 スティラージュ / 澱引き |
幸運な事にスティラージュ作業をたっぷりとしかも間近で見ることができました。 |
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移し替えが後半に入ってくると、直接樽に移し替えるのではなく小さな桶に入れていきます。その際作業の方がワイングラスで澱の状況をずっと見つめながら移し替えて行きます。(写真2段目右) 一連の作業を複数の工程(移し替え)を同時に進行させながら、もう一人の方は移し終えた樽の洗浄をしていきます。洗浄室は別室で、樽の穴の開いた側を下にして、吹き上げる水で樽内を洗浄します。(写真:4段目右) |
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洗浄が終わり水切りをした後、樽内消毒殺菌処置をします。 |
ヴィユルージュ・クレマド | シュヴァル・ブラン |
ボールギャール | レオヴィユ・ポワフェレ |
マルゴー | バストール・ラモンターニュ |
サン・ロベール | オー・ブリオン |
スティラージュ/澱引き | 恒例:喰ったもん |