ツグミ-

'02/3/23

Kochan

カメラ:D30

レンズ:キャノン 100-400mm/F4.5L IS USM + 2Xテレコン (1280mm相当)


今回は、ツグミの特集です。私の好きな鳥の一つです。何が好きかと言われてもズバリとは言えないのですが、

観察していると、何とも言えないほのぼのとした気持ちになるのです。まずその仕草ですが、捕食のためについばんで、

少し歩いては背伸びをします。それがちょっと威張ってエヘン!とでも言っている様で、きょろきょろするでなく、

遠くを見やります。この繰り返しで決まったテリトリーのエリアを散策します。気に入ると1時間でも2時間でも

同じエリアにいますが、午前と午後は違うところにいる様です。午後は決まって同じ時間、同じ場所で水浴び

をする日課はほとんど崩れることなく続きます。ハトと同じように人にもある程度なれる様です。1年前になりますが

庭で蟻の写真を夢中で撮っていたある日、腹這いになっている体をふと起こすと2m前に何をしているのだろうと

のぞいているツグミと目が合ったことがあります。そのまま撮影を続けていたら、急に雨が?・・目の前の池で

水浴びを始めたのには驚きました。自分のテリトリーでも(俺の家だー)危害なしとわかれば、簡単に

安心してしまうようです。

 

畑の中、遠くからでもツグミであることがこの仕草でわかります。あまりにもこの仕草が長いと動きがないので、うっかり見逃してしまうことがあります。

枯れた芝地にもいます。正確には、ノハラツグミと呼ぶ様です。畑や野原、雑木林どこにでもいますね。

ここは雑木林の中です。胸に独特の鎧模様があるので、忍者のような感じですね。

風が強く寒い時はこのように羽を膨らませて物陰にじっとしています。

川縁にも良く来ています。泥地には虫が多いのでしょう。

いよいよおきまりのところで水浴びです。

日当たりの良いところに移動して、毛繕いの開始です。

このツグミも4月後半になるとすっかり姿を消してしまいます。

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