オオヨシキリとバンの幼鳥-

'02/6/9

Kochan

カメラ:D30

レンズ:キャノン 400mm/F2.8L IS USM + 2Xテレコン


小畔川水鳥の郷公園の水面は水鳥がいなくなり、ずいぶんと寂しくなったものです。

しかし、夏鳥や留鳥の子供達が次々と生まれるこの時期は別な意味でにぎやかな時期となりました。

今回は、ここのため池にじっくりと腰を落ち着けて、夏鳥達を観察してみました。身近なところから

アップします。葦の中でギロロ、ギロロと大きな声で鳴いているオオヨシキリと、バンの幼鳥を

取材してみました。

 

オオヨシキリの声はするけどどこにいるのか検討が着かないのがこの鳥です。葦の中に巣を作っているのがわかりますが、長靴で近くまでおじゃましないと、巣の撮影は無理です。

殆どこのように垂直に立っている葦に掴まって大きな声で鳴きます。足元は頼りない感じですが、相当脚力は強そうです。

  

 

 

寂しくなった水面には、バンが藻を食べながら進んでいます。(オス)

メスがいました。葦の中に入っていくところです。

  

 

 

子供を持たない親鳥は人に結構近づいて来ます。

 

バンの幼鳥を発見しました。3週間近い幼鳥ですが、すでに自分で藻を取って食べています。でも。体全体がまだ産毛で覆われています。

カメラを構えていると、私の方にどんどん近づいて来ます。警戒心がまだ薄いのでしょう。4mくらい近づいたところで、気づいた親があわてて押し返します。

茂みの中に入ってしばらく出てこないな、と思いながら待っていると、水から上がって来ました。まだおっかなびっくりですぐに、葦の中に入ってしまいました。

 

 

Home