広角と望遠で見た昆虫 -

'01/06/10

Kochan

キャノンD30+マイクロ広角レンズ(ES7-2)

CCTVレンズ: f=2.3mm、f=25mm


手持ち撮影に於ける、マイクロ広角レンズとマイクロ望遠レンズの画像を昆虫で比較して見ました。

マイクロ広角レンズはf=2.3mmでレンズに花を押しつけても30mmは写ってしまいます。

ズームを使用するとそれが15mm程度です。被写界深度がきわめて深いがディストーションが大きい。

これに比べ、マイクロ望遠レンズ(f=25mmは)望遠レンズとして使えますが、近距離撮影では、

60mmのワーキングディスタンスを取っても視野は10mmとなりディストーションがほとんど無い、

テレセントリックな画像になります。そのかわり、焦点深度が浅くなるので撮影対象を探したり

ピントを合わせるのに手間取ります。ズームを使うと視野が3mmまでになり手持ちではストロボを

使わないと手ぶれがおきて写真としての成功率がかなり落ちます。これ以上は、前玉であるCCTV

レンズを外して、直接顕微鏡モードで撮影すれば良いのですが、ぶれに対する要求度が普通の

顕微鏡と同じになるので、外での持ち歩きにはならないでしょう(^^;

 

f=2.3mmのマイクロ広角レンズ

先週まで、親蜂がいたのだが子供が1匹だけさなぎになった所で見かけなくなった。この巣を諦めたか、他で補食されてしまったか・・・

小さなハチのホバリングです

これは普通の蠅でしょう。汚いものだけでなく、花の上で蜜をなめることもしっかりやっています

天道虫(ハムシ?)の小さいやつです

こちらは天道虫ですね歩き回るのでなかなか画面の中心に入りません(^^;

f=25mmのマイクロ望遠レンズ

夕立が来る前の暗い環境でしたので、撮影した多くのシジミはボケボケでした。

ここからは空が暗くなって来たので、ストロボを使用

河原の石畳にトンボが止まっていましたので、逃げられないようにズームを目一杯伸ばして120mm離れての撮影でした

これは白黒のシジミ、手前にアリがいましたが、撮影しても同時に焦点が合わないのでこれはボツ

 

 

こちらを向いた所ももう一枚

名前の解らない体長4mmの虫

この蜘蛛も体長4mmの小さなやつです。帰宅してからパソコンで観察です。撮影時は暗くてよくわかりませんでした。ストロボの威力ですね

タンポポの種が蜘蛛の糸にぶら下がっているのでしょう。風に揺られていました。網にひっかっかていればそんなに揺れなかったでしょうが・・・バカみたいに根性で追っかけ回して撮影しました(^^;

夕立が来そうになったので急いで帰途に、途中で体長35mmぐらいの蛾を見つけたのでパチリ・・・

帰宅5分後物凄い夕立が来ました。かろうじてセーフ

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