コゲラ-

'02/4/4

Kochan

カメラ:D30

レンズ:キャノン 100-400mm/F4.5L IS USM + 2Xテレコン


コゲラは、キツツキの仲間です。人の気配にあまり敏感ではありませんが、気を付けていないと、

わからないかも知れません。というのは、ほとんど鳴かないで、黙々と大きな木の高いところの

枝(どちらかと言うと幹)のくぼみや皮の下にいる虫を捕って食べているからです。コゲラの大きさ

は雀大かそれよりちょっと小さい位です。足は大変丈夫で爪は長く、垂直どころかオーバーハング

などは気にもしないで、するするとよじ登ってしまいます。それに良く動き回るので、撮影する側

にとっては大変です(^^;

 

夕日に近くなった時の、御伊勢塚公園の桜の木にいました。拡大写真を見ていただくとわかるのですが、丁度虫をついばんでくわえているところです。

これは曇り空のやはり夕暮れ時の写真です。桜の木が好みのようです。虫が多くいるのでしょうね。ちょっと観察したあと、上手にほんの一部の木の皮をはがすことで虫を捕まえています。特殊な才能ですね。

  

 

 

時々、日当たりの良い河原の背の高い枯れ枝などにも留まっています。虫を探すでもなく、のんびりしている時もあるのですね。

この程度のオーバーハングどころか逆さまになっていても、するすると歩く様には驚きます。ガラスに留まっていいるハエのごとくです。

  

 

 

右上の場面の連写3枚目です。D30は秒3コマのスピードですが、その間に2回ぐらい木をつついています。(虫を捕ったかどうかは不明)

背中は薄汚い黒白の横縞模様です。木の皮をこのようにじっくりはがしているときもあります。巣は木のくぼみを利用し、さらにつついて広げて作るそうですが、ふつう目に入らない高いところにでも作るのでしょうか。発見したことはありません。

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