2002年6月16日
砲弾のフライとは、ペミカンを改良したものだ。コンビーフとたまねぎ2つと、つましい料理番たちがのこしておいたかちかちのパンがひき肉器にかけられ、それに生たまごと少しのこった朝の牛乳が加えられて、プディング鉢でこねられた。
ペミカンとたまねぎを旧式のひき肉器にかけているところ
バターをとかしたフライパンを、ほのおのすぐ上で上手にまるくまわしていると、砲弾はまんべんなく茶色になる。
なかなか重いので、まるくまわせません。
ちょっとつぶれた砲弾のフライのできあがり。
アーサー・ランサム作 神宮輝夫訳 『ツバメ号の伝書バト』,1967 より
BACK