典型的3日ぼうずなので、とても毎日は書けません。なので、これは厳密には日記ではありません。

おもしろいものを見つけたときに、ぽつぽつ書く、スクラップブックとか備忘録みたいなものを目指してます。

とりあえず、夏は骨董シーズンなのでしょうか。今まで、気がつかなかったのですが、いろいろ骨董市のご案内葉書きがきました。ずんずん、あちこち、行ってみました。

8月3日(土)

新宿某デパートで、大骨董市。毎年開催されていて、どうもここ数年、毎年のぞいているらしい。

それはいいのですが、すごーく素敵な洋服ダンスを見つけてしまいました。久しぶりに感銘を受けました。ひとめぼれだよ〜〜〜。

1920年代の、独身男性用のfitted robeというものらしく、タンスのなかの棚やラックに、いちいちhatとかunderwearとかsportsjacketとかothersとか、プレートがついているのです。外見は、何のかざりもないただの木の扉で、左側の戸の内側には、当時特許をとったらしい、ネクタイ掛けが装備されていました。

(有名らしい)ロンドンの会社の名前のプレートがついていたのに、メモってきませんでした。欲しいよ〜〜と、だだをこねましたが、さすがに、引っ越しでもしなければ、我が家にはもう家具は入る余地がありません。しくしく。どなたか、こんなタンスを作っていた会社について、ご存知ではありませんか?市場に残っている数はもうそろそろ少ないと、売り子のおにいさんが言っていました。

いつかまた、タンスが必要なときに、出会うことがあるかしら。

骨董は、一期一会だからなあ…。

8月21日(水)

池袋某デパートで骨董市。

昨年は、ここで、友人(イギリス人)の結婚祝いに、きれいな里帰り薩摩のティーカップを手に入れました。今年はなにかあるかしら…。

昨年、薩摩を売ってくれたおじさんが、今年もお店を出してました。のぞいてみたら、おや…。このところ、よく見ているので親しみを持ってしまった、ご尊顔が…。

GEORGE V SILVER JUBILEE MARY 1910-1935

裏には、KING of Great Britain and Ireland and all British Dominions EMPEROR of INDIA

という長々とした肩書きが。

となりに、ジヨージ6世(のカップ)もおられて、デザインもほとんど変わらないのですが、うらに印されたこの称号には隔世の感をいだきましたです。

なぜ写真があるのか?

そう。な、何に使うの〜〜〜っ?!と思いつつ、購入してしまったのでした。