余談・雑談
アングロフィリア ある日、テレビでBS放送を見ると、ファッション・ショーをやっておりまして、ヴィヴィアン・ウェストウッド(初めておめにかかりました。デザイナーのかたなのですね。)が、インタビューを受けていました。ショーのテーマは、「アングロフィリア」でした。

「わたしは、英国のうつくしい布が好き。英国のうつくしい庭が好き。英国のうつくしい女の子達が好き。」と、力をこめて語っているのをきいて、ふ〜〜〜ん……。と、感じ入るものがありましたのです。自分の国を、こんなにおもいいれをこめて語れるのって、いいですね。

Anglophilia : ちょっと、科学用語みたいで、気に入りました。(ピンクに染まった好酸球とかを思い出しちゃう)

Anglo- : [連結形] 「英国,英語」の意.

-philia : [名詞連結形] 1 「…傾向」「親…」の意. 2 「…の病的愛好」の意.

イギリスに、親和性があるって意味のつもりです。2番の意味だと、ちょっとコワイ…。

みどりいろ もう数年前のことですが、テレビでBBC制作のアーネスト・サトウのドラマをやっておりました。舞台はもちろん、幕末の日本で、ロケで京都のお寺などがうつされているのですが、なにかが、ちがう。そうか、みどりいろ。

きっと、イギリス人にとって、正しいみどりいろは、英国の風景のなかの、みどりいろなんだね。だからきっと、日本の風景を撮っても、英国的みどりいろになってしまうのにちがいない。

それで、わたしと友人は、英国的みどりいろをBBCグりーンと呼んでいます。

ルール・ブリタニア ちょっと前のこと、THIS ENGLANDという雑誌を読んでいたオットが、「すごい」と、声をあげました。それはマルタに住む1読者の投稿記事で、PAST TIMESという英国通販会社のヨーロッパむけのカタログが、ユーロの表示になっていることが許せないという内容でした。つまり、マルタ共和国は、立派な英国勢力圏なのに、立派な英国の会社が、ユーロ表示のカタログを送ってくるなんて、これは非売運動をするしかありませんというお怒りのお手紙でした。雑誌の編集者も、「会社にユーロ表示をやめるよう雑誌からも働き掛けましょう」という内容をコメントしていました。

数ヶ月後、アジアの日本のわたしのうちに届いたPAST TIMESの通販カタログも、これまではずっとユーロ表示だったのに、やはりポンドに替わっており、しかもおわびの手紙までついていました。

ちなみに、THIS ENGLANDという雑誌には、毎号、EU仕様を昔の英国風にかえるパスポートカバーとか、ポンドのマークが刺繍された愛国者むけネクタイとかが、冗談グッズでなく、まじめに販売されていて、英国的ユーモアが遺憾なく発揮されているなあと感じます。

02.11.2

グルカ兵 ある日、あやしい封筒が届きました。「戦うには老いすぎ、たよるには誇り高すぎる」と、書かれています。THE GURKHA WELFARE TRUSTという、ナイフの描かれたロゴがついています。GURKHA?なんと読むんじゃろう??と思っていたら、オットが、「おお!グルカ兵じゃ!」と、1冊の文庫本を引っ張り出してきました。ネパールの1民族の名前で、ヴィクトリア時代から英国軍の1部隊として働いてきた、勇猛果敢で知られた兵隊さんだそうです。その封筒は、戦争が少なくなって、リストラに遭い、年金がもらえなくなった退役グルカ兵への支援を呼びかけたお手紙でした。な…なぜワタシのもとに???大英帝国は、奥が深いことであるなあと、思いました。

03.01.18

ゴスフォード・パーク 見てきました!ジョージアンムード満載のアメリカ映画(しくしく)です。舞台は1932年の英国カントリーハウス。キジ打ちパーティーに集まった名士たちとその家族と下僕、メイドたち。そこで殺人事件が…。あらすじだけで、ワクワクしますね。PDジェイムズが、女性の至福の時間は、パブで、推理小説を片手に、ひとりでゆっくり飲み物をのむ時間というようなことを書いていたような…。(ふーん。イギリス女性って、そういうものなんだ。)休日に見るおしゃれな娯楽推理映画がある、というのもまた、しあわせなことです。

03.01.18