68系Duoのトラックパット化

 PowerBook5XX以降のPowerBookは入力デバイスがトラックボールからトラックパットに交換されています。
 最近は、Duo2300cのトラックボール化というものが流行っているんですが、おいらは流行に逆らう現代人ですので、トラックボールをトラックパットに交換しました。


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 DuoのトラックボールユニットのコネクターからADBを取り出す方法は海外在住の古井さんが報告していますが、この方法ではPPCのDuo2300cでしか成功しませんでした。68K Duoでは、残念ながら同様の方法ではADBが認識されませんでした。そこで、PDSから、直接ADBを取り出すという方法を取りました。


1.PDSからのADB取り出し方法(ココをクリックすると、ADBの取り出しに行けます)

まず、Duoをバラしてロジックボードを取り出します。

ロジックボードを裏返し、PDSのピンの番号を見ます。右下のピンが1番ピンで斜め上が2番ピンで左に1列目が1〜75までの奇数番、2列目が2〜76までの偶数番、3列目は77〜151までの奇数番、4列目は78から152までの偶数番となっています。

 ADBのピン配列は1がADB Data、2はADB Power on key、3は5V、4はGNDですので、PDSからこれらのデータを取り出せば良いわけです。

 ADB Dataは83ピン、ADB Power on keyは84ピン、5Vは12,29,42,55,60ピンのいずれかから取ります。

 GNDは4,19,20,30,38,39,51,61,65,66,80,81,115,141,142のいずれかから取れます。

 ここでは、ADB Dataを83ピン・ADB Power on keyを84ピン・GNDを80ピンから取って、GNDはPCBボードの8ピンから取っています。


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