ニョロニョロ
まーくんさんコンニチハ
今年の風邪は、気分は悪くないけれども体はキツイ、や〜な風邪ですヨ
今、病みにとっぷりつかった状態のttanabeです。
ムーミンですが、私はトーベヤンソンさんの原作(講談社文庫)を愛読してイマス
原作によると「ムーミン」はもともと「スノーク」の亜種のようです。
これからの季節、暖かい家の中の、冷たい窓ガラスの側で
(科学的には一種の対流現象がおきて、そのような現象が発生するそうですが、、、)
首筋に冷たい風を感じる事がありますが、それはスノークの仕業と言われています。
(もっとも最近ではエアコンの普及で、そのような現象を感じる事もまれでしょう)
ムーミンは、そういった祖先の血のなごりで「ダルマストーブ型の家」に住んでいる
そうデス。
なんだか、この時期の「風邪ひきさん」にはピッタリの話題ですネ(^^)
(冬の妖精のわりにムーミンは冬眠をしたりするのですが)
原作のニョロニョロは、テレビのイメージとは違って不気味な存在です。
妖精と言うよりは、むしろゴーストに近い存在のようです。
(もっとも日本の妖怪もそうですが、もともと妖精や妖怪や幽霊等は
先人達にとってはあまり区別する必要が無い存在で
後世の人達が「恐怖を娯楽にするさいに」区別したとかしないとか
日本の場合は寄席で怪談を聞かせるようになってから 妖怪と幽霊に別れたトカ)
さてくだんのニョロニョロですが
ムーミン達が船に乗って冒険に出かけた島で出会った事。
雷を帯びてスノークのおじょうさんの髪の毛を焦がしてしまった事。
(原作では名前は無し、アニメ一作目はノンノン、二作目はフローレン)
また天候を左右する水銀柱を守っていたところから考えて
気象の変化の激しい海の天候にかかわる精霊だったのかもしれません。
それとも、ニョロニョロの行動に、ムーミン達が始終首をかしげていた事から考えると
海の向こう側にある「異質な文化」の精霊だったのかもしれません。
トーベヤンソンさんは船乗りの父を持ち、自身も海の厳しさをご存知の方ですから
こちらも海に挑み、空に挑むまーくんさんにはピッタリの話題ですネ
それではお体大切に(ttanabeもか(^^;)
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