マレーシアからの便り


 さて、マレーシアの情報をペナン島在住の石橋さんから貰ってDialyで紹介してたんでげすが、細かい点が伝わらないかもしれないでげすので、ここにページを作ってしまってだげす。皆さん、読んで下さいでげす。


まーくんさんお元気ですか。ペナン島の石橋です。
 こんにちはでげす。

マレーシアの生活も3ヶ月が過ぎました。まだ、町でMacを見たことはありません。売られているのはすべて、窓95です。
 えっ、窓95だけでげすか?石橋さんMacを普及させて下さいでげす。
 マレーシアのMac宣教師として頑張って下さいでげす。

さて、こちらマレーシアについて、少しご紹介しましょう。題して、

マレーシアからの便り(1)

【時差】

 日本との時差は、実際の地球の経度では、2時間の遅れがあるところを、政治、経済的理由で、1時間に短縮しています。このため、朝7時でも、外は真っ暗です。7時半ごろ、ようやく日の出となります。日没も夜7時半ごろです。つまり、365日年中、サマータイム実施中ということです。(ちなみにシンガポールも同様です)

【猛暑】

 マレーシアには、四季がありません。あるのは、常夏Hot,Hotter,Hottest だと、ある日本人駐在員が言ってました。ただ、雨季と乾季はあるらしく、雨季には、毎日夕方にどしゃ降りが30分ほどあります。ちょうど、3月の末から雨季が始まるそうです。このどしゃ降りは、日本では台風の大雨のように、瞬間的にバケツをひっくり返したような勢いの大粒の水が滝のように降り注いできます。

 ここは、赤道に近い熱帯地方ですから、当然のことながら正午の太陽の位置は、頭の真上に近い位置です文字どうり、ぎらぎら照り付ける太陽が頭の上から身を焦がします。日中は、摂氏37から38度の暑さです。このため、炎天下の自動車の窓ガラスが熱膨張を繰り返すため、特にフロントガラスがよく割れるそうですそのため、フロントガラス専用保険が存在するほどです。そのような猛暑に対して、自然界に挑戦するような室内の冷房をかけています。 これは日本人には過剰な冷房で寒くてたまりませんが、マレーシアではごく普通です。
 
どのくらい過剰な冷房かというと、朝晩や、日陰の窓ガラスの外側が結露するくらい、室内外の温度差があります(20度近く)。 現地の人々は、日中の戸外での活動を控え、朝晩の涼しいときに(それでも24度)、外出する習慣があります。
 
このため、デパートや店は、夜10時まで営業していますし、レストランも夜8時からやっと客が入り始め、夜9時がピークになります。名物の屋台は、12時過ぎまで客が絶えません。このように、人々は夜型人間が多いですが、不思議なことに朝も早いです。つまり、昼間は木陰で寝ているということでしょうか。うらやましいですね。

【食べ物】

 東南アジアの食べ物は、とにかく辛いです。マレーシア料理、インド料理、タイ料理、インドネシア料理、中華料理すべて美味いですが、激辛です。特に、美味いのは、鍋です。中華のスチームボート(中華版のしゃぶしゃぶすき焼き鍋)が、おすすめです。 ほとんどの料理には、トウガラシ、コショウ、その他の香辛料、にんにくが入っています。美味いですが、激辛です。
 
日本でいうと、漬物のような感覚で、酢につけた生のトウガラシがかならず出てきます。人々は、あまり炊事をせずに、屋台での文字どうり外食をしています。ラーメン1杯80円という激安ですから、作るより食べに行ったほうが手軽です。
 
中華のフルコースでも一人2000円で、大満足できます。

辛さの源は、トウガラシです。

 このトウガラシについて、ある日本人から以下のようなアドバイスを受けました。 スペイン人によって運ばれてきた唐辛子は、アジア各地で栽培されていますが、土地の影響を強く受ける傾向にあるため、おもしろいことに同じ種でありながら、その味が各地で全く異なります。

マレーシアでは、

1、緑の唐辛子は小さい方が辛い。(ホットチリと言います)
2、唐辛子の先が上を向いているものは、大変辛い。
3、口に残った辛さを消すためには、冷たいものが有効だが、あまり冷たいものを、取り過ぎると腹を下してしまう。

たしかに、ホットチリを食べると、呼吸困難に陥り、次にせき込み、その後口の中に激痛が走り、次第に冷や汗が出てきます。そうすると不思議なことに外気の暑さを感じなくなるのです。ただし、その後は下痢、翌朝にはお尻が痛くなり、私にはあいませんでした。

マレーシアへこられたら、ぜひ辛さに挑戦してください。

石橋さん、ありがとうでげした。マレーシアに行ったら、是非挑戦するでげす。


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