ほのぼのぐーさんの詩10


紙風船

からからからから 紙風船 転がる

五月の晴れた日の朝だった

ずっと北のくにでは ひとつの戦争がおわって

あたらしい戦争が はじまった

からからからから 紙風船 揚がった

空中高く ヒバリのようにさえずりながら

知り合いの家では ちょうどお昼時で おかあさんと男の子が

静かな食事をすませたばかり

からからからから 紙風船 はじける

五月の晴れた空に 赤と緑と白の紡すい形が

まるで地球みたいに ふわり 浮かんだ

そのとき 一瞬だけれども 世界は静止した

#富山の薬売りのおにいさんがおみやげにくれる紙風船…なーんてのは、もう、

おとぎ話の世界かなぁ。

 おいら、この詩が気に入ったでげす。なんだか、遠い昔を思い出させてくれるような、フワッと包み込んでくれそうな紙風船、昔は駄菓子屋で売っていたんでげすよね。

ほのぼのぐーさんの詩集へ              Topへ戻る