DuoのDockは、多くの人はシステム終了してから脱着していることと思います。(そうでもないか)おいらも、
Duo-Zone
のD-Roomで「MicroDockのスリープ中の脱着は可能?」というポストがあったので、調べてみました。
今回の検証に使用したDock類は、
1.Apple社製 MiniDock・Floppy Adapter
2.E-Machins社製
EtherDock
3.Newer社製 SCSI MicroDock
4.Newer社製
Ether MicroDock
5.Newer社製 Color MicroDock
6.Newer社製 Floppy MicroDock
7.Newer社製
UltraDock16sce
8.RasterOps社製 DuoMate16sc
です。
また、使用したPowerBook DuoはDuo280/24MB/500M HDD/OS 7.5.5Jです。
RasterOps社製 DuoMate16scに関してはDuo230/24MB/240M HDD/KT
7.1Jを使用しました。
下の表がその結果です。
1.MiniDockで検証した結果は、スリープでの脱着は可能でした。しかし、外部モニタやSCSI機器を接続していると、スリープはできません。SCSI機器を接続している場合は、スリープ前に接続してあるSCSI機器をゴミ箱に入れて、接続を切ってからスリープします。外部モニタが繋がっている場合は、システム終了してから脱着します。
2.E-MachinsのEtherDockでは、スリープ中の装着は可能でげしたが、装着後のスリープは不可でした。「Dockが付いてるからスリープしちゃダメ」といったダイアログがでます。
3.SCSI MicroDockはスリープ中の脱着は可能です。但し、スリープ前に接続してあるSCSI機器をゴミ箱に入れるようにマニュアルにあります。また再接続の時はSCSI
Probe等のマウントユーティリティーを使ってマウントするようにあります。
4.Ether MicroDockもスリープ中の脱着は可能でしたが、マニュアルにはスリープに関しての注意点はありませんでした。これも、スリープ前に接続を切らないといけません。
5.Color MicroDockでは電源を切っての脱着を推奨しています。また、検証した結果でもスリープ状態での装着は不可で一瞬スリープから復帰しますが、すぐにまたスリープしてしまいます。Dockをはずしスリープから復帰すると「勝手にDockをつなぐな」というダイアログがでます。また、装着起動後のスリープも不可で「Dockが付いてるからスリープしちゃダメ」といったダイアログがでます。
6.Floppy MicroDockは、Apple社製・Newer社製ともに問題なくスリープ中の脱着は可能です。
7.NewerのUltraDock16sceでは、スリープ時の装着は不可で一瞬スリープから復帰しますが、すぐにまたスリープしてしまいます。装着起動後のスリープも不可でした。
8.RasterOpsのDuoMate16scでは、スリープ時の装着は不可で一瞬スリープから復帰しますが、すぐにまたスリープしてしまいます。装着起動後のスリープも不可でした。
これらDockの中で、マニュアルにスリープ中の脱着に関して書いてあるモノで脱着可能と書いてあるDockは、Apple社製
MiniDock・Floppy AdapterとNewer社製 SCSI MicroDock・Floppy Adapterでした。その他のDockのマニュアルには、必ず電源を落としてから脱着するようにと書かれています。
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