■16日目(2月11日)
●InDesignは配置した元画像が存在しなくともプレビュー表示する
InDesignのドキュメントに配置した画像をハードから除去し、再びドキュメントを開いた場合にInDesignはどんな行動に出るのだろうかという試みです。昨日のHTML書き出しに使用したドキュメントを使い、3点の配置したGIF画像をゴミ箱に入れて完全に消し去ります。
図-1
InDesignドキュメントのスクリーンショット
図-2
配置した画像を捨て去ったInDesignドキュメントを開くと、先ず最初に上に「図-2」のエラーメッセージが表示されます。
この出版物は、なくしたか修正されたリンクを含む。
再リンクまたはアップデートにリンク・パレットを使いなさい。
3-なくしたリンク
0-なくしたリンク
上記のエラーメッセージパレットで「OK」をクリックし、ドキュメントを開いてみると、Illustratorでは考えられないことが起こるのです。(Illustrator8の場合、無視か置き換えのどちらかを要求され、無視を選択するとリンクのアタリのみが表示され、配置画像のプレビューは表示されません)
InDesignでは配置された元画像が存在しなくとも、ドキュメント内では配置画像をそのままプレビュー表示します。
図-3
開いたドキュメントのリンクパレットを確認すると、「?」マークの付いたMissing Link iconが表示されている。(リンクパレットの使い方はIllustrator8と同じです)
図-4
次にリンクパレットの「headbanner.gif」項目をWクリックしてみると、「図-4」のinformationパレットが表示され、「headbanner.gif」画像の情報を確認できる。