●ATM Deluxe 4.5を外した場合
InDesign英語版では、ATMがなくてもシステム/フォントフォルダ内に和文CIDフォントや和文True Typeフォントがインストールされていれば、PDFにフォントを埋め込むことが可能です。(但し、埋め込み許可されたフォントのみ)
●InDesign形式のファイルはInDesignのみでしか開けない。
●InDesign形式のファイルはPhotoshop、Illustrator、Acrobatにもインポートできない。
●InDesignからIllustratorやPhotoshopへはコピー&ペースト及びドラック&ドロップは出来ない。(InDesignからのテキストデータとしてのコピー&ペーストは可能)
●Illustrator8で作成したファイルのインポート
グラデーションは未対応
グラデーションメッシュも未対応
アートブラシは対応
ハッチは対応しているがAIからドロップすると時間がかかつたり、大きなものはエラーになる
ブレンドは対応
●フォトショップから画像のドロップはできない。
●文字はアウトライン化しなくてもグラデーション塗りが可能。
●Illustratorからアウトライン化しない文字はドロップできるがフォント情報は失われる。
●プリントアウトはPSプリンタ以外では印刷できない。PressReady(US$249.00)を購入しないとならないようだ。これが一番問題で、個人のデザイナーの大半がカンプにはインクジェットプリンタを使用していると思います。モノクロのPSプリンタは持っていてもカラーのPSプリンタは所有してないと思うのだが・・・・。
■7日目
(1月31日)Adobe InDesign英語版 使用状況
InDesignはエラーで強制終了してもファイルは保存される
●Photoshop5.5、Illustrator8、InDesignの3つのソフトを起動して作業すると、開いてるファイル数は平均330位となってしまっている。そこで無理矢理4つ目のソフトAcrobatを起動し、InDesignでの作業をしてみた。すると開けるファイル数の限度を超えて、InDesignは必ず強制終了してしまう。強制終了前に作業していたファイルは保存は実行していない。しかし、強制終了後に再び作業をしていたファイルを開くとファイルは保存された状態になっている。(これはPageMakerと同じ)
※現在、OSは8.5で作業しているのでInDesignを使用するのには、やはりOS9でないと苦しいかもしれない。
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●FCBCounter ver1.0.4b1
現在のMacOS には同時にオープン出来るファイル数に制限があり、この制限に近い状況で作業を行っているとシステムやアプリケーションの動作が不安定になる。開いてるファイル数をグラフでで表示してくれるFCBCounterというツールである。
添付のマニュアル "FCBCounter doc.pdf" (24ページ)はIllustratorが起動する時にどのような状態でファイルを開いていくのか解りやすく解説されているのでこれを読むだけで勉強になります。
以下のサイトで公開されてますのでOS9以前の方は一度試してみてください。
●http://homepage1.nifty.com/dworks/dwd_anx2/index_body.html
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■6日目
(1月28日)Adobe InDesign英語版 使用状況
InDesignからPDF作成
A4サイズで5ページ、写真(画像)9点、文字数は1ページに100字程度のものをIllustratorで作成し、それをInDesignにPlaceして保存。保存はInDesign形式(ひな形あり)のみで、下のようなアイコンとなって保存される。InDesign形式の容量は以下の内容の5ページで2.1MB。
今度は上記のものをInDesignからPDFに書き出し、容量を比較。「InDesign01.pdf」は画像解像度を300ppiに設定して書き出したもの--2.9MB。「InDesign02.pdf」は画像解像度が72ppiに設定して書き出したもの--1.6MBという結果になった。
PDFを作成するにはInDesignが最も簡単
PDFを作成するのにIllustrator、PageMaker、Acrobat、Distiller、PDFWriter、LaserWriter、AdobePS Driverなど様々な組合せでPDFの作成を試してきたが、PDFを作成するにはInDesignが最も簡単です。メニューから「書き出し/PDF」を選ぶだけで、フォントを埋め込んだ複数ページのPDFがすぐに作成できる。日本語版はどうなるか判りませんが、英語版でみるかぎりではアプリ+PS DriverやPSファイル+Distiller、True Type Font+TouchUp Text Toolなどの組合せに悩まずに済みます。
5日目の続き
InDesignは1文字でも選択するばアウトラインが可能だったので、それではアウトラインにした1文字の作字は出来るのだろうかという疑問が沸いてくる。そこで何度かチャレンジしたが、InDesignの中での作字は上手くいかない。仕方なくインライングラフィックスの要領でIllustratorで作成した文字をInDesignの文字間にペーストしてみたものが下の図です。同じようにルビ付き文字も1文字空けてペーストしてみました。
※文字は適当に「複数」という文字を作字加工しただけで意味はありません。ルビも適当に並べただけです。
■5日目(1月27日)
10月に注文しておいた「Adobe InDesign英語版」が、本日(27日)ようやく手元に届いた。従って本日より正規版「Adobe InDesign英語版」のテスト状況です。
図-1
通常のテキストを段組で流し込んで、「Adobe InDesign」の中見出しをサイズは本文と同じでフォントのみを太い書体に換え、文字色をM100%にしたもの。この「Adobe InDesign」の文字をアイビームポインタで選択し、文字のアウトラインを実行するとIllustratorでは不可能だったテキストブロックの途中の文字をアウトライン化することができる。
図-2
アウトライン化した「Adobe InDesign」の中見出しの上の空白行を削除するとアウトライン化された文字もテキストブロックとして生きており、1行上に送られる。
図-3
更に改行をdeleteキーで削除するとアウトライン化された「Adobe InDesign」の文字は「図-3」のように上の行へ送られる。
図-4
今度は選択ツールを使い、アウトライン化された「Adobe InDesign」の文字を上方向に拡大してみた。
図-5
今度は「図-4」で上方向に拡大された「Adobe InDesign」の文字を右方向に拡大してみた。InDesignでは下の図でも解るようにテキストブロック内の1文字でもアウトライン化が可能で、フォントとしての属性は失われるがテキストとしての機能を失わなれない。
■4日目
(1月26日)
テキスト内にアイビームポインタを挿入して全てを選択(コマンド+A)する。その後、昨日と同様にExportを実行すると書き出し可能ファイル欄に、Adobe InDesign TaggetとText-onlyとRich Text Formatの3種類が追加されて現れた。
●Adobe InDesign Tagget
この形式に書き出されたファイルは、再度InDesignにインポートするとフォントやポイント、カラーなど書き出した時のスタイルが反映されされた。
●EPS
Illustratorで開いたらテキストのみの書き出しとなり、昨日と同様の結果となった。
●HTML
Netscapeで開いたらテキストのみの書き出しとなり、昨日と同様の結果となった。
●Prepress File
Illustratorで開いたらテキストのみの書き出しとなり、昨日と同様の結果となった。
●Adobe PDF
Acrobat 4.0で開いたらテキストのみの書き出しとなり、昨日と同様の結果となった。
●Text-only
テキストファイルとして書き出され、SimpleText等でも問題なく開けた。
●Rich Text Format
SimpleTextやJedit等では余分なコードが表示され、使用できない。IllustratorやInDesignなどでは問題なくテキストとして開けた。
昨日のつづき
●Adobe PDF書き出し
Adobe PDFへの書き出しでフォントの埋め込みを数フォントで試してみた。欧文を日本語フォントで指定した結果、CIDフォントは無条件で埋め込み可能。True typeフォントの場合は埋め込み出来るものと出来ないものがありました。
■3日目
(1月25日)
Export(InDesignから書き出し)
トライアル版なので保存は出来ませんが、書き出しはファイル中央にInDesignの文字が入るだけで問題無く試すことができました。以下の4つ(Adobe PDF、EPS、HTML、Prepress File)のファイル形式がサポートされてます。
●HTML
「HTMLへの書き出し」はHTMLが1ファイル書き出され、画像などが存在するとフォルダとともに画像の数だけgif画像(jpgも可能)が書き出される。(ImageStylerと同じようなもの)
これは印刷物に使用したデータをwebで再利用する場合に有効だと思います。
●Adobe PDF
「Adobe PDFへの書き出し」はページのままの状態で書き出された。画像は綺麗に表示されるのだが、Illustratorファイルを貼ったものはグラデの途中部分が消えて書き出された。InDesignから書き出されたPDFはPhotoshopでは正常に表示されたがIllustrator8で開いた場合、真っ白な状態で表示された。
●EPS
「EPSへの書き出し」はページ数のEPSファイルが書き出される。画像はエンベッドされているのか、リンク画像は存在しない。Illustratorで開いたらグラデーションはブレンドに変化していた。
●Prepress File
「Prepress Fileの書き出し」は数ページあっても1ファイルしか書き出されなかった。Illustratorで開けたが、最初の1ページのみしか確認できない。
■2日目
(1月24日)
テキストと画像のインポート
●エリアタイプ(ボックス)のみでIllustratorのようなポイントタイプは出来ないみたいだ。テキストをアイビームポインタで選択してコピー&ペーストを実行してもボックスでペーストされる。ポイントタイプが出来ないことはIllustratorユーザーにとってはちょっと辛いところがある。
●最初のテキストの取り込み方法は、「fileメニュー/Place」で取り込む。取り込んだ後はリンクが成立する。もう一つの方法は、InDesignのウインドにテキストファイル(アイコン)をドロップすればテキストが取り込め、しかもリンクも成立する。当然リンクなので元のテキストファイルを修正・変更を加えれば、修正された箇所はInDesignのファイルに反映される。
●このウィンドウにドロップする方法は、Illustratorファイルや画像ファイル(殆どのファイル形式)も可能です。(一応試したのが ai、ai-eps 、ps-eps 、eps (jpg)、psd、tiff、dcs、jpg)
ウインドウ内にファイルをドラッグ&ドロップを可能にする機能は、★★★★★です。
●Illustratorでは、配置した画像を選択ツールでダブルクリックするとPhotoshopが起動する。配置画像の修正し、再度イラストレータに戻ると先ほど修正した画像が反映される。InDesignでは選択ツールで画像をダブルクリックしてもPhotoshopは起動しない。Illustratorで作成したEPSファイルをInDesignに配置して、ダブルクリックしてもIllustratorは起動しなかった。但し、LinksパレットのサブメニューのEdit Originalを選べば配置したファイルを作成したアプリケーションは起動する。
●Illustratorからテキストをコピー&ペーストすると、テキスト(欧文type1font)は1行づつバラバラになり再編集はできなくなってしまう。ドラッグ&ドロップでも同じ結果になってしまった。これはエリアタイプでもポイントタイプでも同様の結果で、ポイントタイプでは更に1行の中でも数カ所がバラバラになってしまった。
■1日目
ペンツールの使用
●Illustrator同じように動作する。
●パスを閉じる場合にIllustratorではオプションキーを押して閉じるが、InDesignの場合はオプションキーを押してパスを閉じようとするとハンドルが進む方向に出てしまう。
●アンカーポイントの追加・削除ツールもIllustratorと同じ。
●方向点切り換えツールもIllustratorと同じ。
●アンカーポイントの追加ツールはオブジェクトが選択されていなくてもポイントが追加できるが、削除ツールと方向点切り換えツールは選択されたオブジェクトにしか機能しない。
●オプションキーを押して、方向点を切り換えを実行すると、オブジェクトはコピーされる。
●コピー&ペーストは可能だが、コピー&フロントにペーストあるいはバックにペーストとIllustratorでおなじみのオブジェクトをコピー元に正確に重ねるということは出来ないようだ。これが出来ないとちょっと辛い。
但し、EditメニューにあるStep and Repeat(コマンド+シフト+V)で数値入力すれば、複数のオブジェクトを同位置に複数重ねることができる。
●オブジェクトを背面に送る。全面に出すことは可能。
選択ツール(黒矢印)
●オブジェクトをクリックすることでバウンディングボックスが表示され、拡大縮小・自由変形が可能。しかし、そのままの状態では回転はできない。パレットで回転ツールに変えないと実行できない。
●自由な形に変化させることもできないようだ。シフト+クリックで複数のオブジェクトを次々に選択することができる。もちろん選択せれているオブジェクトをシフト+クリックで選択解除も可能。
●マーキーでオブジェクト全体を囲まなくても、マーキーが少しでもオブジェクトに掛かれば選択は可能。コマンド+コントロールキーを押すことでオブジェクトは選択された状態とダイレクト選択された状態にトグルする。
ダイレクト選択ツール(白矢印)
●オブジェクトをクリックすると、アンカーポイントは白のままだが、移動は可能。
●アンカーポイントをクリックすると、クリックしたアンカーポイントは黒ポイントに変化し、制御ハンドルが表示される。選択したポイントのみの移動が可能になる。ハンドル操作も可能。
●オプション+コマンドで方向点切り換えツールとなり、方向点の切り換えが可能。オプションキーだけ押して方向点を切り換えた場合には、オブジェクトはコピーされる。コマンド+コントロルキーで選択とダイレクト選択に切り替わる。オプションキーで白矢印に+がつく。
●白矢印でオブジェクトをマーキー囲みした場合、アンカーポイントは全て白のポイントのままで、シフトキーを押してクリックしても複数のポイントを黒のポイントにすることはできない。
●アンカーポイントを移動すれば1点のみのポイントしか移動できない。線分をクリックして移動するとアンカーポイントは全て白のままだが、オブジェクト全体が移動される。マーキーで複数のオブジェクトを囲ってもアンカーポイントは黒には変化しないで、白ポイントのままだ。
以下は選択ツールと同じ
(シフト+クリックで複数のオブジェクトを次々に選択することができる。もちろん選択せれてるオブジェクトをシフト+クリックで選択解除も可能。マーキーでオブジェクト全体を囲まなくても、少しでもオブジェクトに掛かれば選択は可能。)