今度は、レイヤーマスクを使用して、画像の右半分を消えるように設定する。それに加えて、画像自体にも不透明度を50%に設定する。背景レイヤーは濃いブルーで全面を塗っておき、Photoshopで表示せずに保存する。
上記のPhotoshop形式画像をIllustrator9に配置する。バックに水色の長方形オブジェクトを作成して画像の後ろに送る。Photoshop形式の画像では、パスを使用しなくてもちゃんと切り抜きが維持されていることが確認できる。レイヤーマスクと画像の両方の不透明度も維持されている。不透明度が維持されるということは、人物などを切り抜いた時に髪の毛の周囲にぼかし等で効果を加えておけば、Illustrator9に配置したときに切り抜き特有のガツガツが消え、背景との違和感を抑えることができます。
次に上のIllustrator9のレイヤーをみると、Photoshopで表示しなかった背景レーヤーも保持されているのが確認できると思います。この背景レイヤーをWクリックして、表示させることも可能です。