2色印刷を行う場合、ほとんどが特色の2色で印刷する。その場合、カンプはIllustrator上で特色2色を使い制作する。その後、クライアントからOKが出たならば、使用していた特色をCMYKのいずれか2色に変換して出力する。この変換作業は、Illustrator5.5の時と殆ど同じで、スウォッチパレットの作業になっただけだ。
スウォッチパレットで使用した特色をWクリックして、スウォッチオプションを表示させる。(以下のダイアログ)
カラータイプ「スポットカラー」を「プロセスカラー」に変えて、カラーモードのCMYKの何れか1色を使いスライダーを100%まで移動する。(この場合Mを使用した)
その後プレビューをチェックすれば、Illustrator上で特色指定した部分が、即座にマゼンタに置き換わる。このプレビュー機能は、Illustrator8のいろんなダイアログに取り入れられている機能で素晴らしいものだ。
最後に、編集メニュー「選択」サブメニュー「同一色の塗り」(Illustrator5.5ではフィルタメニューにある)が文字(テキスト)でも選択可能になっている。