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イラストレータ8J ネットで校正(5.5と8.0の違い)


3月に入り、ほとんど毎日サイトの更新作業を終了してから仕事に取りかかり、終了するのが朝の4〜6時くらいになってしまう。完成したものはPDFファイルに変換し、自宅からクライアントに添付メールで校正をお願いしている。

作成過程は、Illustrator 5.5JでデザインしてIllustrator 8.0Jで再び開いて、PDFに保存している。

※Illustrator 5.5Jでは、欧文プラグインフォルダの中にAcrobat PDF File Formatというプラグインある。これをプラグインフォルダに入れてIllustrator 5.5Jを起動すれば、使用できるようになる。

しかし、このプラグインを利用してPDFファイルを作成した場合、文字部分は文字化けするので使用できなかった。文字を全てアウトライン化すればよいのだが、そうするとファイル容量が膨れ上がってしまう。その点、Illustrator 8.0Jならばいろんな細かな設定でPDFファイルが作成できるようになっている。

※Illustrator 5.5JのファイルをIllustrator 8.0Jで開く場合、字詰めが変化してしまうので注意が必要。

そこで、Illustrator 5.5JとIllustrator 8.0JのPDFファイルを作成した時の比較。

作成した状況
●サイズA4のとんぼ入り(アートボードサイズB4)一般的なCMYK4色もの
●配置画像2点
 画像1(6×7cm)PhotoshopEPS17×19cm/72ppi/CMYK/クリッピングパスあり
 画像2(6.5×4.5cm)PhotoshopEPS17×12cm/72ppi/RGB/クリッピングパスなし
●文字数800字(フォント数6種類)フォントサイズ(85〜6point)

Illustrator 5.5Jの場合
●A4で全てアウトラインにした場合----1.1MB
●アウトラインにしない場合は、縦組本文は横組みで文字化けを起こし、使い物にならない。(文字のないイラストや図版はOKだ)

Illustrator 8.0Jの場合
●A4で全てアウトラインにした場合----825KB
 web/圧縮/ダウンサンプル72dpi/圧縮自動/画質低--825KB
 web/一般--825KB
 プリプレス/一般--1.8MB
 プリプレス/プリントクオリティ/一般を選択した場合--825KB
 プリプレス/プリントクオリティ/圧縮(72dpi)を選択した場合--825KB
●A4で全てアウトラインにしない場合----207KB
●A4で本文以外をアウトラインにした場合----385KB

このように、いろんな方法でPDFファイルを作成した結果、最適と思われるものは、Illustrator 8.0J使用で本文以外の文字をアウトライン化してPDFファイルにしたもの(上のブルー表示)。容量を比べても、全てアウトラインにしたものの半分以下になる。文字校正やカラーのイメージ伝達が目的ならば、文字はWindows環境のMS明朝、MSゴシック等に置き換えられても影響ないと思います。

約1ヶ月間、毎日のようにIllustrator 8.0JからPDFファイルを作成し、添付メールでインターネットを利用して校正を行った。クライアントは、Windows環境の営業マンがほとんどですが、校正としての目的は十分果たせます。(FAXと違うのは、カンプとしてカラーのデザインイメージが伝達できるというこ)

出力ファイルとしての利用は、画像データをアタリ用(72dpi)を使用して出力先で実画像に差し替えてもらうという方法をとれば可能になる。
文字の直しや変更も、Illustrator 8.0Jから作成したPDFファイルは、再びIllustrator 8.0Jで開けば修正することが可能。

※いろんなPDFをダウンロードして、Illustrator 8.0Jで開いてみたが、すべてテキスト部分はバラバラに切れていて変更は不可能。だが、Illustrator 8.0Jから作成したテキスト部分は、エリアタイプのまま生きていて修正することができる。

※最近、印刷会社や製版会社のデジタル技術は数年前とは比べものにならないほどレベルアップしている。画像は、アタリ用の画像さえ貼り込んであれば、問題なく実画像に差し替えて出力してくれる。

もうひとつの方法が、出力現場側で先に画像をスキャンして粗画像をインターネットで転送してもらい、その粗画像を使用してデザイン作成、再度インターネットで出力ファイルを入稿する。

※これは、2〜3年前に盛んに使用していたOPIという方法。粗画像データを貼り込んでおけば自動的に実画像に置き換わるというもの。MACの処理能力が上がってきたと同時に印刷・製版会社のデジタル技術の向上で、何時しか使用しなくなってしまった。しかし、この方法をもう一度利用するのも良いかもしれない。



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