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Macリンク(1998)

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女神との出逢い No.35

Alfa-CREATION(松平真武さん)

 思えば、幸運だっったのかも知れない、、、あの、Adobe Illustratorを初めて使った日のことだ。
 8年ほど前、会社にパソコンを導入する事になった。それまで手作業で作っていた版下を、これからはコンピューターで作成しコストダウンを計ろうという会社の意向だった。 社内では若手だからというだけでパソコン担当にされてしまった私は、機種選定や価格の交渉、ケーブルや消耗品の手配、さらには社員のパソコン教育にいたるまで一任されてしまったのだ。相当な金額に上るそのシステムに不安をおぼえた私は「一日でもはやく使えるようになりたいから、マック本体だけでも先に納入して」と、業者にお願いした。
 マックが送られてきたその日、配線で悩み、インストールで悩み、さて、何から始めたらいいのかと思いっきり悩みつつ、私はマックと向き合った。。マックに触れるのは初めてだったのである。 夜になってようやくIllustratorというソフトに取り組むことになった。バージョンは3.2J。 ふーん、なるほど四角や丸が描けるんだ、、あっ、字も打てるんだ、、、といった具合にIllustratorというソフトが何をするソフトかも知らなかった私だった(はずかし〜)。そして自由曲線が描けるということをマニュアルで発見した私は、とりあえず何か描いてみようと思い、目の前にあったアップルマークにチャレンジした。最初は簡単そうな図形だからと選んだアップルマークだったが、実際に描こうとすると、これがまた、うまくいかない。なんとか描き上がって、練習のためもう一度最初からやってみると、さきほどと同じ時間がかかる。こんなはずではない、全然思うようにいかないではないか。もともとメカものに強いと自負していた私は、初めてのマックとIllustratorというソフトに翻弄されていた。
 会社初のコンピューター担当者というポジションと、業務命令という重圧感が、マウスを握る手に重くのしかかる。あたかもC20・M25・Y50・K80のような重い気持ちで練習を続けた。そうしてリンゴと波とカサの絵を50回くらい描いたとき夜が明けた。三畳ほどの個室に朝日が射し込むのと同時に、波の上に浮かぶリンゴの絵は6色に輝いていた。私の中にもひとすじの光が射し込む。「どうにかなるかもしれない」、、、そう感じた。 そしてそのとき、そう思えたことが、その後の私の人生を大きく変え、今もなお、私に希望をあたえ続けている。
 Illustratorに出会った日、それは、私が初めて「マック」と「デザイン」というものに出会った日でもあった。



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