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Macリンク(1998)

dtp



女神との出逢い No.25

デザイナー(boldfaceさん)


●5.5はシブイ。プレビューで作業できるようになってから毎日使うようになったのですが、しかし、だからといってDTPの場合、全てプレビューモードでもそもそ進める奴はシロウト、やはりアートワークモードの確かなスナップ感とサクサク感こそが、基本の大切さを知るプロには大事ですよね。うちの先輩も言ってました。

●実は私、何度もFreehand7や8に乗り換えようとしたんですけど、ダメでした。プラグインエフェクト系は全て何でも大好きなのですが、情けないことにFreehandのパスの機能的な使い分けがなじめないのです。でもIllustratorのパスの感触だけがしっくりくるのは私だけではないでしょう。パスも四角も画像ボックスもテキストパスもガイドも何でもパスじゃんという、シンプルでダイレクトでバカでもわかるIllustrator5.5は本当に愛すべきソフトだと思います。良くいわれるように素人さんにも職人さんにも使い勝手がいい名機というか、これで必要十分というかね。うさんくさい新機能より5.5の確かな手応えを信じる人がいまだ多いのもうなづけます。(G3でた時5.5使ったらめちゃくちゃ速くなった感じしましたしね。)

●しかし、私自身が愛するバージョンはIllustrator8.0.1です。透明度設 定もなく、組版機能も何も進歩していないこのバージョンのどこがいいのか理解できなかった方も多いようですが、なんてったって「アクション」と「スポイトでのテキスト属性コピー」が使えるじゃないですか。初めてソフトというものに触れたのがPagemakerだった私にとって、洗練されてない5.5のねじ巻きデカパレットは(リセットとかやりやすいけど)やっ ぱスマートなPagemakerと合体して欲しかったんですね。

●7.0はのろくて仕事では使い物にならないバグバージョンでしたが、あの時VetorToolsというのをかませると、Freehand8以上にショートカットアイコン(ボタン)が作れて、未来に期待がもてました。これで他のソフト並にスタイルシートが使えればな〜というのは、DTPにIllustratorを使っている者の悲願だったはずです。

●ところが、8.0の「アクション」と「スポイト」は、全然DTP的でない進化というか、めちゃめちゃパワフルでおどろきましたね。所詮DTPソフトじゃないもんに勝手に期待した組版機能の進歩はまるでなかったかわりに、自分でアクション作ってねという…。でもこれ、ある面ただのテキストスタイルシートやオブジェクトスタイルシートよりも便利じゃんと思いました。というわけで、うちの連中は、8.0.1プラス「組版ROBO3」を使い込んでアバウトにやってます。(あとは組版ROBOの方が自動組版的にきちんと進歩してくれればラクでいいのですが。)またカスタムボタンも作りたいですけど。

●さて、白紙から何かを作り上げる仕事は、ある程度場数を踏むと誰しも「型」が身につきますよね。そのカラダで覚えた動きを支援してくれるソフトがベストなわけですから、数値いれてく作業自体は少なければ少ないほどいーのです。(着実で確かなのが快いのもわかりますけどね。)苛立たしいルーティンから解放してくれて、ついでにカスタマイズ欲を少し満たしてくれてありがとう8.0.1!!っちゅー感じですか。しかも今や数値も入れられてカンペキですね。

●ですが、ルーラーからガイドは一本たりとも引きません。(アバウトすぎるのはダメ機能。)すべて「段組設定によるグリッドをガイド」にし(値組サイズに至るまで色々細かく割ります)、センターポイントかパスに「スナップ」というのが基本です。(コーナーポイントスナップは最後の手段ですね。)とにかく、なんでもガイドオブジェクトにできて戻せるのが、実はIllustrator最大の魅力なのです、私にとって。数値気にせず、とにかくスナップ。アバウトにいじくっても十分正確。今やPagemakerは全く使っていませんが、コラムガイド割って、適当に打って並べて、あとからサクッとスタイル適用〜みたいなのがデザイナー系DTP
だと思っているので、やっぱ最強ソフトは8.0.1、これしかないと思います。

●ただし、実はQuickeysかましててcommand-1234567なんか今も毎日5.5のまんまです。左手で「ロック」「隠す」を多用する技を使うにはやはりIllustratorしかないのです。

●蛇足ですが、Freehandになじめなかった私も、Fireworksにはすっかりなじめました。

●いうまでもないことですが、クォークはやる気ゼロです。根底に流れる全てがむかつきますね。なのでInDesign日本語版は多少ダメでも使い倒します。



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