ロゴタイプの作成、またはロゴタイプトレースはデザイン制作や印刷物を完成させるために必ず要求される。下にあるWEISERのロゴは下絵としてスキャン、あるいは手描きラフをスキャンしたもののトレース方法です。ここで紹介するトレース法は、ペンツールは一切使用しないで長方形ツールと楕円ツールの二つのツールで制作している。
最初に「W」のトレースで左上のアクセント部分の長方形を作成、それをコピーしフロントにペーストして底辺部分を下へ引き延ばす。それを再び底辺を選択し、今度は右に底辺部分のみを平行移動する。次に平行四辺形を選択してコピー、フロントにペーストし上の部分を右に平行移動。今出来たものをコピー、フロントにペーストし底辺を右に移動。3番目に作成したオブジェクトを右にコピー移動で「W」は完成。
「E」は最初に「W」のはじめに作成した長方形を平行コピーする。それを元にして全て長方形ツールで仕上げていく。Eの下の横をWの横に合わせるためには、Wの縦画部分を平行コピー移動して持ってきて垂直に修正しても良い。
「I」は「E」の3箇所を選択して、右に平行コピー移動して幅を調節すれば出来上がる。
「S」は「E」の上部分2箇所を平行コピー移動して幅を調節、楕円ツールに変えて「S」のアールに合わせて円を作る。その円をハサミツールで4箇所のアンカーポイントを分割し、それぞれ4箇所に平行移動する。足りない部分は長方形ツールで足していき、円の部分は「command+J」で連結しておく(なぜ連結するのかは最後に理解出来ると思う)。下の部分は「E」の下をリフレクトツールを使用してリフレクトコピーして調整。
「E」は最初の「E」をコピーして持ってくれば終了。
「R」は「S」の一部をリフレクトツールを使用してリフレクトコピーして、右に平行移動。縦の部分と下の部分は「I」の必要箇所をコピー移動して調節。
最後は全てを選択してフィルタメニュー「パスファインダ」サブメニュー「合体」を実行する。この時、全てのオブジェクトがクローズドパスになっていないといけないので、「S」のときに連結を実行しておいたのです。合体フィルタを実行後は余分なアンカーポイントが出来てしまうので、最小限のポイントに削除する。尚、「E」「I」「R」のアクセントの上下の縦線の垂直を揃えるために、「command+L」平均化コマンド「垂直軸のみ」を実行してます。
「WEISER LOCK CO.LTD.」はHelveticaでタイプして、下絵と同じ位置大きさになるように調整した。
これで完成したのですが、何故ロゴタイプのベジエ曲線化が重要なのか。先ず編集で色が即変更でき、白フチなどにも当然、即対応できる点です。