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Macリンク(1998)

dtp



イラストレータ 孤立点
 


Illustratorのアートボードの最大が3048×3048mmであることは「女神の不思議」で書いたが、このボードの大きさが時たま災いする事があるのです。それは制作者が無意識のうちにアートボードの片隅に孤立点(アンカーポイントやテキストツールでのポイントタイプの点)を作成または移動してしまうことである。通常の作業は50%以上で行うことが多いので、なかなか気がつかないで出力に回してしまう。その後出力側でDTPソフトに貼った時に認識せれ縮小されたり、フォント情報が残ってしまい出力側にないフォントが表示されてしまう。Illustrator上での作業では、特に問題はないが、全てを選択し回転や移動するときに孤立点があるために回転や移動が出来ず、「おかしい!」「おかしい!」となるが、なかなか気がつかない。「option+虫眼鏡」をダブルクリックすれば、上図のように6.25%表示になり、全てを選択して初めて孤立点に気付く。フィルターメニュー「選択」サブメニュー「孤立点の選択」というフィルタが存在するが、これはアンカーポイントのみでポイントタイプの点(ゴミ)は選択されない。このことは他のデザイン事務所で作成したデータの修正依頼において「平成明朝」の孤立点が残っていることが特に多く見受けられる。このような小さなトラブルは制作する側が注意を払う以外にない。



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