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イラストレータ 面付け
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Illustratorで時々多面付けの依頼が有り、特に小物類でカードや名刺などの面付けが多い。そんなとき威力を発揮する意外なフィルタがあるがご存じだろうか?。それは「段組設定」である。このフィルタは、面付け以外にもレイアウトのガイドラインの作成や同じ顔写真の配置などの時も有効活用出来るのでいろいろな方法を考えて欲しい。
ここでは、一応A4サイズの中に名刺9面付けを想定しての方法を掲載するので、ダイアログボックスの数字等も名刺の寸法で進める。先ず長方形ツールを選択して用紙の中央部分にポインタを合わせ、「option+クリック」し、ダイアログボックスを出して以下の数字を入力する。
先ず里側にベタの塗り足しのない名刺で一刀断ちの面付けである。

図1
上の「図1」は、名刺の大きさが91mm×55mmなので幅、高さとも3倍すれば幅273mm×高さ165mmとなる。

図2
上の「図2」は、幅273mm×高さ165mmの長方形が作成されたのも。

図3
上の「図3」は、長方形を選択し、フィルタメニュー「テキスト」サブメニュー「段組設定」で段組ダイアログボックスを出し、「列数3、コラム間の幅0mm」「行数3、コラム間の幅0mm」に設定したもの。

図4
上の「図4」は、段組設定フィルタを実行して出来たもの。

図5
上の「図5」は、「図4」で出来たものに、さらにフィルタメニュー「作成」サブメニュー「トリムマーク」を実行してトンボを作成したもの。

図6
上の「図6」は、「図5」で出来たものに、外の塗り足しと一刀断ち用のトンボと加えたもの。

図7
上の「図7」は、「図6」で出来たもので1枚づつの名刺の部分をガイドラインにしたもの。ここに別に作成した名刺を左上にペーストして移動ダイアログボックスを出して、右へ91mm複製移動し「command+D」を実行。上の列に3面付けの名刺が出来たなら、こん度はその3個の名刺を全て選択して、下へ55mm複製移動して「command+D」を実行。後は名前や肩書き等をエディタなどからコピー&ペーストして一人一人仕上げていく。
今度は名刺9面付けだが1枚の名刺にベタの塗り足し部分がある場合である。先ず長方形ツールを選択して用紙の中央部分にポインタを合わせ、「option+クリック」し、ダイアログボックスを出して以下の数字を入力する。幅=(名刺の幅91mm×3)+(ドブ3+3mm)+(ドブ3+3mm)なので285mm。高さ=(名刺の幅55mm×3)+(ドブ3+3mm)+(ドブ3+3mm)なので177mmとなる。

図8
上の「図8」は名刺3×3面付け+ドブ部分を計算しての長方形の作成を行うためのダイアログボックス。(出来た長方形のキャプチャーは省略)

図9
上の「図9」は、長方形を選択し、フィルタメニュー「テキスト」サブメニュー「段組設定」で段組ダイアログボックスを出し、「列数3、コラム間の幅6mm(ドブ)」「行数3、コラム間の幅6mm(ドブ)」に設定したもの。

図10
上の「図10」は、段組設定フィルタを実行して出来たもの。

図11
上の「図11」は、「図10」で出来たものに、さらにフィルタメニュー「作成」サブメニュー「トリムマーク」を実行してトンボを作成したもの。

図12
上の「図12」は、「図11」で出来たものに、外の塗り足しと断ち用のトンボと加えたもの。

図13
上の「図13」は、「図12」で出来たもので1枚づつの名刺の部分をガイドラインにしたもの。ここに別に作成した名刺を左上にペーストして移動ダイアログボックスを出して、右へ96mm複製移動し「command+D」を実行。上の列に3面付けの名刺が出来たなら、こん度はその3個の名刺を全て選択して、下へ61mm複製移動して「command+D」を実行。後は名前や肩書き等をエディタなどからコピー&ペーストして一人一人仕上げていく。
最後に、面付けで裏表が存在する名刺の場合、注意しないとAの人の名刺に他の人の裏面が付いてしまうので、上図のように表裏の関係で面付けを行わなければならない。
例えば表A=裏aになる
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