な行
な行
●ナナちゃん人形
名古屋の名鉄メルサ前にいる高さ7メートルの人形。夏は水着と浮輪といったように、季節ごとに衣装替えするナナちゃん。でものっぺらぼうであまり可愛くない。

●727
美容院などに卸す業務用シャンプーなどを扱うメーカー。東海道新幹線に乗ると、田んぼの中に、延々と続くこの看板が目に付いて仕方ない。

●鳴海清
昭和53年7月。京都のクラブ「ベラミ」で、山口組3代目組長・田岡一雄を銃撃した犯人。この事件は昭和50年から3年に渡る、山口組と松田組の抗争事件「第1次大阪戦争」のクライマックス。鳴海清は、凄惨なリンチを受けたことが伺える他殺体で発見される。この事件は後に「ドンを撃った男」として映画化。ちなみに昭和60年1月に山口組の4代目・竹中正久組長が一和会系の組員に射殺され、第2次大阪戦争が勃発するが、当時、店主は神戸市灘区篠原在住。山口組本家の町内会であった。

●西野式呼吸法
西野バレエ団代表の西野皓三が考案した導引術。自分の体を大木のようにイメージし、 足の裏から水を吸い上げる気持ちで鼻から息を吸い、 おへその下から足の裏に出すように、 口から息を吐くらしい。このおかげで由美かおるは、入浴シーンにも耐えられるプロポーションを維持しているとかいないとか。

●日ペンの美子ちゃん
少女マンガの表4によく掲載されていた9コマの広告マンガ。数々の困難やトラブルも美子ちゃんは、字が上手いという特技のみで克服していく。たしか「バインダー式でらくちん」で「ペン字検定の合格者の●割は日ペンの出身者なのよ」といっていた。字がそれほど上手くない店主は、応募しかけたことがある。

●ねずみ男
ゲゲゲの鬼太郎に出てくる半分人間の半妖怪。金もうけのためなら平気で裏切るドライな性格。人を裏切っておいて、しれっとしているねずみ男の言動に、幼少の頃の店主は、世渡りや処世術を含めた人生を学んだ。

●ネーポン
鶴矢食品研究所が製造元の伝説のジュース。ネーブルとポンカンを掛け合わせたネーミングからもうかがえるように、オレンジ(のようなもの)ジュースである。黄色くて、下の方が濁っているのは、少しプラッシーにも似ている。絶滅寸前の超レアもの。とてつもなく甘い。

●年賀状
中学生くらいまでの女子は、なぜか「おもちを食べ過ぎないように」と記すケースがとても多い。男子からは「4649(よろしく)」とか、「あっ、はっぴいにゅういや〜ん、ばか〜ん」と書いた年賀状が複数届く。

●年始まわり
初出の日にクライアントに「お年賀」とハンコを押した名刺を持って挨拶にまわる習慣。そのクライアントも自分のクライアントのところに行っているので不在であることがほとんど。で、そのクライアントも……。というように、皆、名刺を置いて帰る変な習慣である。

●のりしろ
子供雑誌のおまけの組立工作キットに、よく記されているのりを付けるスペース。店主は子供のころ「のりしろ!」と、命令されているのだと思い込み、「エラソウだなぁー」と、いつも少し理不尽な思いでのりを塗っていた。