1999/11/13 あっ!という間に今年も11月です。年末も近づき、紅白の出場者も気になり出す頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? さて、掲示板で告知した市川昭介先生のお話は、メモを会社に置いてきてしまったので次回に書きたいと思います。本日は、TBSラジオ「歌うヘッドライト」のパーソナリティとしてもおなじみの真木ことみちゃん、『陽だまり』のレコーディング大会にお邪魔してきました。 レコーディングといっても、これは『陽だまり』を買った人の中から応募して抽選で選ばれたラッキーな11人の一般の方々がするレコーディング。当日は作曲の四方章人先生が直接ギターを持って指導してくれました。当選者の緊張をほぐしながらアドバイスもして、いざ本格的にレコーディング。見違えるようにいきいきとした歌声を吹き込んでいました。 それで、マスコミ向けに写真を撮るとき、ことみちゃんを囲んでみんなで一緒に『陽だまり』を唄ったんですが、その歌声がもう温かいのなんの! なんかこっちまでニコーとしてきてしまう楽しさでした。このイベントは優勝者を決めるということではなく、ラッキーな人が集まっているんだから当然でしょうが、なごやかムードいっぱいで、それがまたこの曲に合うんですよね。♪ここがぁ〜いいのぉよぉ〜…うんうん本当にね!という感じです。派手さはなくとも、温かい。ことみちゃんの存在感にぴったりのイベントな気がしました。いずれこのぬくもりはじわーっと広がっていくことでしょう。 |
1999/9/29 本日は、韓国からやってきたチェウニさんのインタビューでした。彼女の歌も私的には好みですね。声に膨らみがあって日本語がとてもていねいに唄われているところが聞きごこちよいです。 それから後輩Y田が水森かおりちゃんのインタビューをしてきました。そこでかおりちゃんから、「私も裏歌の手帖に載りたい」という話が出たそうです。なんだか嬉しいですね。とりあえず、Y田から仕入れた記事にたぶんならないと思う横道ネタでは、彼女はプロレス好きなんですが、プロレスラーのあのプヨプヨしている(ように見える)筋肉の付き方が好きなんだとか…そ、そうなの? 新曲の『竜飛岬』は花シリーズとはまた違って、どちらかというと『北夜行』なんかのラインの曲です(と思います)。どうぞ聴いてみて下さいね、皆さん。 インターネットでの音楽配信システムはどうなっていくんでしょうか。皆さんMP3とか持ってますか? 私はまだ持ってないんですが、リアルプレイヤーというので曲を流すことはできます。そのへんの著作権使用料とか、一般サイトではどうなるんでしょうね。まだ決定してないと思いますけど、ぜひここでも新曲なんか流せるようにできるといいんだけどなぁ。 …しまった、その作業する時間がないかもしれないや。その前に本誌の情報更新が… |
1999/9/11 ここのところ更新が滞ってまして、歌の手帖情報もかなり時間たってしまってます。こまめに覗いて下さってる皆さんごめんなさい。その分(?)本誌は頑張りますので…。 というわけで、今回は長山洋子さんのスペシャルを担当しました。やけに新曲を出すペースが早いなぁ〜と思っていたのですが、話を聞いて納得。なんで彼女が演歌をやっているのかにも納得。10月はコマ劇場公演もあるし、彼女は決して留まったりしなそうです。 昨日は加門亮さんとキム・ヨンジャさんの取材。偶然か、二人とも「演歌」という一言で説明するにはちょっと違うゾ、と思わせるイベントでした。加門さんは東京アメリカンクラブで日米交流カラオケイベント。「演歌歌手って言わないでよ、歌謡曲・ブルース歌手って言って(笑い)」と笑いながらも本気でコメントしていたっぽい加門さん。そしてNHKホールという大きなステージで、ダンサーを引き連れ『君の瞳に恋してる』などを踊りながら熱唱したヨンジャさん。たまたま前日に、目の前で歌手が唄うライブハウスを紹介してもらい(演歌のではないですが)、そこで唄われていたのも『君の瞳〜』。小さなライブハウスで聴いたのも迫力があったけど、あの大ホールでも同じぐらいの近さ/パワーで聴かせてしまうその歌唱力には本当に驚きでした。以前、ヨンジャさんの魅力は小さな集まりでこそわかるもの、と少人数でのマスコミ懇親会が行われたことがあったけど、いやいや、大ホールでこそわかるものだと思いました、私は。 |
1999/8/8 内外タイムス読んだ方いますか? 結構大きめに取り上げられていましたが、うーん、なんだか、そこまで過激ってわけではないので、変な期待をしてしまった方は残念ですね。また、掲載アドレスもBLESS THE VOICEの「座談会」のところになっていたので、どれだけの方が見にきたか不明です。私としては誤解を受けなければ問題ないのですけれど。 さて、遊びに行ってきたわけじゃない西尾夕紀ちゃんの「青森ねぶた」ですが、彼女の安全と混乱を防ぐということが配慮されて「ガード」付き取材となりました。まだ初日だったということもあり、「本物のねぶたの熱気」というのは味わえなかったのがちょっぴり残念です(それでもやはり踊りの輪の中で移動しながらの写真撮影、しかも夜、というのは大変でした)。ちなみに一番盛り上がるのは最終日前日だそうです。 それから、重大告知、と掲示板で言いましたが、そんなに重大でもないか(汗)と思ったりして。フライングで告知しちゃいましょう。 |
1999/7/25 おかげさまでカウンタも4000超えました。いつも遊びに来ていただいている皆様、どうもありがとうございます。インフォシークのチャンネル「演歌」部門に入りました。夕刊の内外タイムスさんに取材されました。少しずつですが、輪が広がっていくと面白いのですね。とはいえ、内容はまだまだ薄いんですけど…。掲示板も、最初独り言を書き続けていた頃がうそのようです。まだ書込みをしたことのない方も、どうぞ気軽に足跡を残していって下さい(書込みの少ない管理人より)。 今日は舟木一夫さんが営団地下鉄銀座線ジャック!? 車内ポスターも舟木さん一色の花火ライナ−(ノンストップ)に乗り込み、ラッキーなファンとのふれあいを楽しみました。このイベントを知らなくて、たまたま向いのホームに入ってきた電車に乗っていた皆さんがキャーッ!と車内から手を振っていたのが印象的でした。 その後、川中美幸さんのファンの集いへ。相変らず川中さんの面白トークは絶好調で、ファンも爆笑しつつ大喜び。今度8月29日には名古屋であるそうです。なんていうか、まさに庶民派の距離感が魅力的です。参加者全員とのツーショット記念撮影会もありましたよ。 |
1999/7/21 お昼、J-POPのミリオンヒットをばんばん出しまくっているレコード会社/エイベックスからデビューする島谷ひとみちゃんの撮影。もう、可愛い。ほんとにアイドルです。歌唱力がすごくあって、今後が楽しみですね。♪若い私にぃ〜演歌はぁ〜似合い〜ませ〜ん〜か〜…というフレーズが耳に残る『大阪の女』(作詞/島田紳助)がデビュー曲。どっちかっていうと演歌とは言えませんし、プリクラとか、使われる言葉がイマドキの若い女のコ向きなので、年輩の人にはとっつきにくいかもしれません。でも歌謡曲の幅を広げてくれそうな気がします。 午後、小林幸子さんのインタビュー。実は初めてお話させていただきました。派手な部分についつい目を奪われがちですが、小林さんの歌の「言葉の持つあたたかさ」はやはりきちんと評価されるべきものでしょう。お話した印象は意外と素朴な感動と歌に対する思いを持っている人。…私見ですが。 夕方、『津軽の花』ヒット街道まっしぐら、の原田悠里さんの暑気払い懇親会。浴衣姿の悠里さんがビールをすすめてくれました。こちらも、かなり力が入ってます。個人的には、今回の曲のような素直な唄い方の悠里さんが好きだなぁ。 年末にむけてのイベントも増えてきて、いよいよ皆さんヒートアップしてきました。なんだか今からドキドキしてしまいます。演歌ワク(?)、今年はどうなるんでしょう? |
1999/7/17 久しぶりの更新。現在編集部は8月発売の10月号を制作中です。ああ、なんて早い進行なんだろう。 さて昨日の取材は角川博さん。『船宿』が売れてます。キングへの移籍第一弾、五木ひろしさんのプロデュース、ということもあってかなり力も入っている様子。制作段階から妥協を許さず厳しく作ったとのことです。この日は連続3本の取材で本誌は最後だったにも関わらず、ギャグを飛ばしたりしながらエネルギッシュに話に応じてくれました。…くつを耳の側にもってきて「あ、電話だ」とか…。キングの12階で「高いところは苦手」と言いながら外での撮影も快くOK。でも本当に恐くて足がすくむんですよー、手すりに近付くと! それから、10月号の巻末特集は♪し・あ・わ・せ・みれんざけぇ〜 と思わず口ずさんでしまう『みれん酒』が大ヒットの兆し、石原詢子さん。彼女が選んだ8曲にまつわるドラマが、そのまま彼女の歌の道って感じです。いい形で魅力が伝わりますように。それにしても本当に忙しくて、お休みがほとんどないみたいです。「とれても半日とか…」。そんな中、笑顔でインタビューに応じてくれました。 |
1999/6/28 冠二郎さんのインタビュー。大変勉強になるインタビューだった。業界内でも「腰が低い歌手」として有名な冠さん、どうして新人に対しても立ち上がって挨拶をするのか? 彼が新人だったころ、ある席で美空ひばりさんに初めて挨拶をした。彼女は着物を着て低い椅子に座っていたにも関わらず、新人の彼に対して立ち上がって握手して挨拶をしてくれたのだとか。感動に震えた冠さん。それ以来、ずっと彼は自分の姿勢を変えていない。そんな話を一生懸命にしてくれる姿を見るだけで、勉強になると思うのは私だけだろうか? |
1999/6/23 高山厳さんのインタビュー。ファッションも音楽も「時代はくり返す」の言葉どおり流行が巡っている印象だが、厳さんの新曲『捨てないでよ』は「GS(グループサウンズ)演歌」。モーニング娘。の中澤ゆうこちゃんのアルバムに入っていた、つんく作詞作曲の曲を、堀内孝雄がプロデュース。制作段階からかなり楽しかったようで、厳さんも笑顔。話す言葉にも勢いを感じました。さて、バンド経験者のお父さんたちはどう感じるか??? それから、二葉あき子「先生」の芸能生活65周年、85歳記念パーティに参加。いや、ほんとうにスゴイ人です、先生は。なんてったって可愛い! 瑞々しい心を失っていないのが、歌声から、笑顔から、その言葉から振る舞いまで、すべてに感じられました。あんなおばあちゃんになりたい。三島敏夫さんとのデュエットも色っぽく唄い上げていましたよ。 |
1999/6/22 今日は、一日中会社で仕事してました。いろいろな雑用がたまっているので大変です。Kリーグのチェックカードが遅れているので、その処理がたくさんあるのですが、今週中にはなんとか41回と34回の発送は終らせたいと思っています。遅れている皆さん、本当にすみません。 というわけで、昨日(21日)の取材模様を少し。 Bless the voiceでも取り上げている美貴じゅん子ちゃんのインタビュー。今年でデビュー4年目、新曲『咲いて花になる』では「しあわせメジャー調演歌」路線を開拓した彼女。だんだん回りも見えてきて、「唄うことが好きということ」「自分は歌で生きていきたいということ」を再確認したとのこと。かなり気合い入ってます。その様子は本誌9月号にて。筋金入りの野球好きの彼女は、最近は家でビールを飲みながら野球を見るのが楽しみらしいですよ。 それから、大阪弁の韓国からやってきた演歌歌手、キム・ランヒさんのインタビュー。大阪中心に活動していた彼女は、最近『アモーレ・アモーレ』『ミスター・ロンリー』とラテン調アダルトポップスで全国に認知されつつあります。新曲はデビュー曲の『大阪純情』の気持ちに戻って『あんたの大阪』。ブルースっぽいけだるさに、励ましを感じる人も多いはず。ところでランヒさんてお洒落なんですよねー。髪型に注目でした。 最後、元気で明るい秋月ひかりちゃんがしっとり演歌に挑戦した『瀬戸の恋唄』のヒットを願って関係者によるボーリング大会が開催されました。私と編集部の新人・Y嬢が参加しましたが、なんと繰り上げもあってY嬢が準優勝を獲得! 1ゲーム100が目標というレベルの私は…まあいいや。ちなみに辞退したけど優勝は、ひかりちゃんのお姉さんでもありマネージャーでもあるF嬢でした。すごーい! 女性にはハンデが1ゲーム30付いていたのでかなり有利ではありました。 一日3ケ所回るとあっと言う間です。 |
1999/6/20 田川寿美ちゃんと山川豊さんのデュエット発売に先がけて、神奈川県座間市で行われたジョイントコンサートで『終電 何時?』が初披露されました。この二人を一度にステージで見られるだけでも豪華なコンサートです。次は8月に決まっているそうですが、スケジュールの都合もあるからそう頻繁に行われるものではないんですよね。もしご近所であるようでしたら、ぜひ一度ごらんになってみて下さい。 そんな貴重なコンサートでのデュエット模様はというと…兄貴分の山川さんと終始笑顔の寿美ちゃんが楽しそうに、気楽に唄っていることがなによりも印象的。「はいはいデュエットですよ、デュエット唄いますよ〜」といったベタベタの曲ではなくて、さらりと自然体で唄えそうなところが良いです。この二人がまた雰囲気ピッタリなんですよねー。日本コロムビア盤と東芝EMI盤とで内容が違うのもポイントです。レコード屋さんでぜひ確かめてみて下さいね。 今月発売号からUTアンテナの中に山川さんの連載ミニコラムが始まります。これもお楽しみに。 |
1999/6/19 長野に多岐川舞子ちゃんのステージを見に出張。初めてのコンサートツアーで、すでに4公演を終えた舞子ちゃんは、確実に「ステージを魅せる力」が何なのかを身に付けたようでした。彼女のいいところは、本人も「都はるみさんのステージに近付きたい」と公言するだけのことがある「ステージアクション」。誰ですか? 演歌はじいっと立って唄うと決めたのは。このぐらい動いてくれると、生ならではの緊張感というものがより高まり、「ああ、ステージを見た!」という実感をも高めてくれます。 歌の手帖では7月25日発売の9月号にカラーで掲載します。汗をかいて頑張る舞子ちゃんの迫力がうまく伝えられるといいのだけど。 |
1999/5/26(アップに時間がかかってしまいました) 先日、宮路オサムさんとの「飲み会」が催された。その名のとおり、気取らない関係者だけの飲み会で、着くとすでに宮路さんはイイ感じにお酒が入っていたようだった。 宮路さんは年齢的にはすでに「おじさん」の域に入っている。私の年から見れば「お父さん」並みである。さらに、彼を世に出した殿キン『なみだの操』が発売された頃、私はまだ生まれたばかりなのだ(ひえー)。そんな私が同席してしまっていいのだろうか?とも思ったが、まあいいや、という訳で行ってきた。 宮路さんは気取らずに、むしろ「若いモンが来てくれるのも楽しいね」という感じで迎えてくれた。普通こういった飲み会の席は「懇親会」と称して取材の場になるものだが、カメラを持っていった記者たちに「今日は取材はなしだヨ〜」とリラックスした時間を作ってくれたのだ。宮路さん、と呼ぶとなんだかよそよそしいのでオサムちゃんと呼ばせてもらおう。 オサムちゃん流/イイお酒の飲み方は、用事があったら帰ってしまう、眠かったら寝てしまう、つまりずるずる引き止めない人同士で飲むことらしい。そういう相手と飲むのが一番美味しいお酒になるんだそうだ。 オサムちゃんがなぜカッコイイと思ったかというと、本人も言っていた「色気」があるから。年齢に関係なく、男であり、女である。常にそこんとこを意識してステージに立つ彼を想像すると、とても色っぽいんだろうな、と思える。なにより、奥さんとアツアツなところがその色気をより際立たせていると言っていい。奥さんのことを語る時のオサムちゃんの目は恋をしている目で、それはきっとステージで映えることだろう。もし自分の父親がこんな目を母に向けていたら、やはりカッコイイと思うかもしれない。 |