懐かしの
アップルU

  Remember AppleU


 
  私が始めて使ったパソコン・・・それは、このappleUです。今のパソコンのレベルからみると全く低レベルのものです。でも、そのコンセプトは優れたものが有ったように思います。
 今日のパソコンにはない何かがあったようにも思います。特に、拡張カードをスロットにさえ差し込めば、8ビット機でありながら様々な可能性の場を私たちユーザーに提供してくれました。8ビット全盛の時代にあって、既に仮想16ビット「スウィート16」を備えていたコンセプトには時代の最先端を感じさせてくれました。今も、お使いの方がいらっしゃるとは思えませんが、もし、いらっしゃいましたらメールをいただけると幸いです。

    AppleU
             CPU モトローラ6502 8bit
             主メモリ 48KB
             定価 500000円 (購入価格 370000円?)

    フロッピーディスクドライブ
             5インチ 1ドライブ
             片面単密128KB  定価約200000円

    5インチフロッピーディスク  1枚 2000円
             5インチのフロッピーディスクを一箱買うのに20000円 
             今から20年前の話です。ハードディスクは個人では
             夢の世界でした。
  
              高価なフロッピーでしたので、通常は片面だけ使うのですが
            裏返しにして、1枚を2枚分にして、使ったのを覚えています。
            この意味が分かる人は、あまりいないでしょうね。

 モニター   ソニーの古いテレビを親戚からもらってきて使っていました。
            解像度は今とは比べものにならないくらい低かったです。

     
    
 プログラミングは、パスカルなどもありましたが、機械語、アセンブラ、Basicが主でした。私は、10k Basicでしかプログラミングができませんでしたが、数値計算など少ないメモリでいかに効率よくプログラミングをするかに腐心していました。今では考えられないことです。
 それだけに、楽しさもありました。
 (その分、よけいな労力と時間を費やしたとも言えますが・・・。)

 日本語表示に弱かったので、NEC PC9801F2が出たときにAppleUから乗り換えましたが、それまでは貴重な戦力でした。
 AppleUの単漢字変換のワープロを一時期使っていましたが、B5判 1枚うつのに非常に疲れたことを覚えております。まるで、出来の悪い和文タイプのようでした。初めに使っていたプリンタは9×9ドットのドットインパクトプリンタだったように記憶しています。そんなものでもやはり当初は20万円ぐらいしたように思います。


なんとアップルUが98より速かった

 NEC PC9801F2を買った当時、appleU用の3倍速カード+3倍速のソフトを使うとなんと98より数値計算の結果が速く出たことを覚えています。
 AppleUには、それだけ能力があったということでしょうか。精度はともかく、8ビットが16ビットに勝ったわけです。
 今更ながら、Appleのコンセプトの高さには驚かされます。


なお、現在は、Apple製品では、「iMac」を使っています。メインメモリは、160MB。しかも、マックの中でソフト的にWindows98も走っています。20年間の進歩は、果たして何をもたらしてくれたのでしょうか?

いや 参った Windows98 からのファイル変換

Windows98上で作成したHTMLファイルをISO9660フォーマットでCD−RにしてiMac(OS8.6)で読ませようとしたところ、ファイル名を認識できませんでした。
 原因はウインドウズ上で作成したファイル名が長すぎて、マックがファイルを認識できなかったためです。通常、インターネットから回線を通しては読み込めるのになぜだか分かりません。設定を変えれば解決できるのかも知れませんが、現状ではよくわかりません。
 従って、ISO9660フォーマットであってもCD−ROMを配布する場合、マックでも読み込ませることが予想されるなら、ファイル名の長さは全角3文字までにした方がよいようです。昔のMS−DOSが全角4文字長以内という制限がありましたが、まさか、ファイル名の長さが今になって問題になるとは思いませんでした。この単純な問題を解決するまでに12時間を費やしてしまいました。(OSのバージョンを上げれば問題が解決するのかもしれませんが・・・)

いや 参った ネットブートは不安定

 職場のLANにネットブートを導入しましたが、今ひとつ動作が不安定です。アプリケーションの動作中にフリーズするやら爆弾マークが登場するやら、ネットワークアシスタントで画面共有をしていると突然画面の共有が切れてしまったりと・・・
 子機の一元管理ができるということで、「それならば」と導入推進したのに、動作させる度に不安を抱きながら動かしております。どうやらレイドに差し込んであるカードの問題らしいのですが、今後のアップルの技術陣に期待したいと思います。(隣の芝生はよく見える・・・・)ウインドウズNTではどうなのかなあと思っております。


現在のシステムです。
 NEC  Apple Fujitsu  Sharp が混在しています。