わたしは、息子がアトピー性皮膚炎であることがきっかけ となって、食物や空気や住まいなどの、身の回りの有害物質 について、関心を持つようになりました。 自ずと一般の商品よりは、いわゆる「環境に配慮した」 商品を選ぶようになりましたが、こうした表現を目にすると、 「本当に環境を汚さないの?」という小さな疑問が沸いてきます。
わたしには、人間が「環境に配慮」するのは、自分に害が 及ぶときだけのように思えます。少なくともわたし自身はそうで、 ダイオキシンの害を知るまではポリ塩化ビニール製の ラップを使い放題、海を汚すと知るまでは合成洗剤を使い放題 でした。でも自分や夫や子供の健康が蝕まれるのはいやだからこそ、 生活のなかからなるべく排除するようにしています。これは 利己的な理由であって、地球に住む全ての生物のことを真剣に 考えているとは、とても恥ずかしくていえません。でも こういう動機なら、行動に移すのが簡単です。たとえ利己的でも、 結果的には今よりは少しだけきれいな地球に なるような気がします。だから”自分”に優しい生活をこころ がけようと思っています。
せっけんでお洗濯 NEW!