もっと教育ママになろう
『こどもの精神力』(石田一宏著、大月書店)を読んでいて、 「大人が子どもに尊敬される関係になっているか」というフレーズを 目にした。
がーん。こう問われると、自信がない。

もっと教育ママになろうと思う。あれこれと習い事をさせようという 意味ではない。もっと子どもの教育に時間と労力をさこうと思う。 子どもが自分のことを自分でできるようにさせることは、 とても忍耐が必要で、時間も手間もかかることだ。 けれども、それが一人の人間を育てるということなのだろう。

息子はよく「おてつだいさせてー」とねだる。自分でやってしまった ほうが早いので、「また今度ね」と断わることが多い。 小松菜を洗わせると、いつしか水遊びに興じてしまう。 包丁を握らせると、ずっと見ていないといけないので、 自分の作業をパラレルにこなすことができない。 面倒くさいの一言。でも、今は面倒でも、将来きっと 家事のできる男に育ってくれるはず。 炊事を遊びだと思っている今のうちに、いろいろと体験させる ことが大切だと思う。

このように書いている今も、わたしの目がパソコンを離れ、 自分のほうに向いてくれるときを、息子は待っている。 よって、これにて御免。





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