主な登場人物
夫=トリケラ(トプス)、妻=ブロント(サウルス)
長男=ティラノ(サウルス)、長女=アパト(サウルス)
(注:ブロントサウルスとアパトサウルスは同じ恐竜の別称です。)
いつの間にか、夏も後半。
ひまを見つけてはプールやビーチへ。
<平成13年8月>8月1日
アパト「ごっはん(ごはん)」。8月2日
”キンダーダンス”の最終日。保護者に3週間の成果を発表してくれた。 4部構成の第1部は柔軟体操。「いちっ、にっ、さんっ、しっ」と声をだすような 体操らしい体操をするのではなく、若い女の先生が「はーい、今度はこんな 格好をしてみちゃおうかー!」という楽しい雰囲気。遊んでいるようでいて、 しっかり開脚した姿勢で座って、上体を前に倒す運動をしていたので、さすがと 感心。第2部は音楽に合わせて、動物の動きの真似。ネコやヘビになりきって 床の上をゴロゴロ。笑ってしまったのが「ウマの真似」。ウマを真似ている つもりでも、乗馬する”人”のようにしか見えなかった。ウマというと、どうしても ”乗りこなすもの”にすりかわってしまうのは、アメリカならではのこと??? 印象的だったのはサルの鳴きまね。日本なら「うっきっきー」というところが 「オッアッアッアッ」という奇声だった。第3部は小道具を使った運動。 スカーフを手にもって、クルンとターンしながら歩いたり、タンバリンを持った 手を肩の高さに保って、つま先をタンバリンにあてながら(脚をふりあげながら) 歩いたり。一歩まちがうと嫌いになりそうな基本動作の練習を、道具をうまく つかってこなさせていた。第4部はタップダンス。ステップを踏んでいたのは 先生だけで、タップシューズをはいた女の子たちも、運動靴のままの男の子たち (うちのティラノとおともだちのレイの二人)も音楽を楽しみながら先生の まわりをぞろぞろと歩いていた。ショービジネスのさかんなニューヨークならでは といったところか。何はともあれ、ティラノはダンスをたいへん楽しんだようだ。たったの3週間だけでおわってしまうのがおしい感じ。アパト「おさかな(魚)」、「おさかに(うさぎ)」。魚の五段活用かしら?
8月6日
ティラノ、今日から3週間は水泳のレッスン付きの”キディキャンプ”。 午後1時から4時までいなくなってくれるので、すこしのんびりさせて もらおう。週5日あるので水着の確保だけ要注意。8月8日
アパト「わっちーしゅ(What's this?)」。8月9日
アパト「みって、おかさん(見て、お母さん)」、「じょーじゅー(上手)」。 カラフルなクッションを一列に並べて、その上を歩いてみせてご満悦。8月13日
地元のコミュニティーカレッジ(公立の短大)でTOEFLなどの面倒な準備なしで 簡単に講議が受けられると聞き、ティラノのいない間に大学まで行ってみた。 いざ登録しようとしたところ、ソーシャルセキュリティナンバー(社会保障番号) が必要だと判明。番号のあるとなしでは受講料が倍も違うので(番号があれば 米国市民のふりをして、市民向けの受講料で済ますことができる)その場は 見送った。あ〜あ、せっかく新しいことをやってみる気になったのに残念。アパト「いっしゃーしゅ(いただきます)」、「きっしゃっしぇん(新幹線)」。
8月16日
隣戸でカジュアルなパーティ。リンダが、近所の、小さいこどものいる家庭が 知り合う場をつくろうと企画してくれた。知らない人どうしをいっぺんに集めて しまうなんて大胆なこと、どうしても尻込みしてしまってわたしにはできない。 リンダだけはそれぞれの人をよく知っているのかと思ったら、そういうわけ でもなかった。人のためになると思ったことを実行できるリンダに脱帽。8月18日
サーヤン宅で、コリアン=シャパニーズ・バーベキュー・パーティー。 たれに浸したとり肉を焼いて焼き鳥風というのが、シャパニーズ・バーベキュー。 日本による植民地支配や、教科書の検定の問題が話題になった。8月19日
アパト「つけた、おとうさん、めがね(おとうさんが眼鏡をかけた)」。8月20日
アパト「ティラノー、ごはんよー(朝食の時間なのに、一人で遊んでいる ティラノに声をかけて)」。8月21日
ティラノ病気。YMCAはお休み。せっかく水泳を楽しんでいたのに 残念。8月22日
ティラノ、まだ病気。YMCAはお休み。でもアパトの予防接種の予約 があったので、なんだかめちゃくちゃだけど、とりあえず病院へ。 でかけたのに、買い物をする余裕はなかった。からっぽの冷蔵庫。8月23日
ティラノ、まだ病気。でも熱はさがって、せきだけになった。YMCAは今日も お休み。ああ、授業料がもったいない‥‥。でもとりあえずお買い物にはいかれて よかった。とうもろこしを指さしてアパトが「たったい(食べたい)」。 あら、まあ、好きなものが言葉でいえるなんてかわいらしいじゃないの。 はい、はい。すぐにゆでてあげますとも。8月24日
アパト「パパ、さむい」。ティラノは今日がキャンプ最終日。 もう具合よさそうだったので、キャンプに連れていった。8月25日
アパトの誕生日。英語のクラスの仲間でプールへ行くことになって いたので、本格的はお祝はおあずけ。でもプールサイドにケーキを 持っていって、その場にいたグループ以外の人やライフガードの お姉さんにも参加してもらって、ハッピーバースデーソングを。 青い空の下の、素敵な誕生日になった。この子の人生のうちで、 日本で育った時間とアメリカに来てからの時間は半々になってしまった のかと思うと感慨深い。いつまでも赤ちゃんでいてほしいのに、 もう二才になってしまったかぁ。8月30日
アパト「ぴーぴー、かしゃ(蒸気機関車)」、「おかぺ(おばけ)」。