お宮参り〜大阪編〜 (Hさんからいただいたメールより)


お宮参りの習慣として、玄関を出るところから祖母が孫を抱くものら しく、実家から駆けつけた私の母がずっと息子を抱いてくれ ました。息子には、お宮参り用に新調した着物をはおってやるのです が、この時に「扇子」「巾着」「紐銭」を着物に飾り付けてやりまし た。この習慣は関西特有のものかもしれません。紐銭というのは、お 祝いを頂いた時の祝儀袋にぶら下げ用の紐を付けたものです。この三 品が基本セットらしいのですが、昔は近所の人たちが各々お祝いの飾 りを付けてくれたため、家を出るときには飾りがいっぱいになったも のだそうです。ちなみに、私たちが使用した扇子と巾着は、呉服屋さ んの方で着物にセットしてくれたものです。 着物といえば、お宮参りで新調する着物というのは、次に七五三でも 着るものとして作るそうですが、私はこれも知りませんでした。

お参りをするときの儀礼にも面白いものがありました。 額に赤い字で男の子は「大」、女の子は「小」の印を入れるのですが、 これは関西に特有のものらしいですね。私は関東出身なので、私の母 はこれを知りませんでした。私たちが行った神社では、「大」のはん こを押してくれました。

さて、お宮参りのあとは写真館での記念撮影をしましたが、寝ていた 息子を起こすとさすがにお腹が減っていて泣き出しました。しかし、 先方はよく手慣れたもので、哺乳壜で白湯を飲ませながら鈴などを使 って手際よくあやして、泣きやんだほんの一瞬のすきにパシャパシャ と撮影してしまいました。さすがプロですね。

今回のお宮参りでは本当に知らなかったことが多くて、特に妻方のご 両親にはお世話になりました。妻は大阪出身ですので、ご両親は関西 流の行事には詳しく、本当に助かりましたし良い勉強になりました。 このような伝統的な習慣というものは、急に本などで勉強するもので なく、自分が体験しながら前の世代から受け継いでいくものだと強く 感じました。そして今度は自分が次の世代へ引き継がねばならないの でしょうね。


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