舌の形態異常および舌炎
巨舌症、黒毛舌、地図状舌、溝状舌、菱形舌炎、萎縮性舌炎、潰瘍性舌炎、舌外傷、舌咬傷などが代表的です。潰瘍を形成している場合には舌癌との鑑別が重要になります。
溝状舌:舌の表面に溝の多い状態、深い亀裂がある状態を溝状舌あるいは皺状舌といいます。通常では痛みも無く、治療の必要はありません。化膿性細菌感染、結核や梅毒等の特殊感染症、カンジダ症(真菌)、単純性疱疹(ウイルス)などがあると、痛みなどの炎症症状が出現し、それぞれの原因に応じた治療が必要になります。
萎縮性舌炎:舌乳頭の萎縮によって舌の表面が平らになり、舌の上皮が薄くなることで暗赤色の色調を呈する状態です。舌の色調と平滑さには個人差が非常に大きく、正常と異常とを厳密に区別することはなかなか難しいことです。鉄欠乏性貧血、シェーグレン症候群、口腔乾燥症、慢性肝機能障害、胃腸障害などを伴うことがあります。
自由が丘耳鼻咽喉科 笠井クリニック
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