いびき症の手術LAUP例1
いびき手術前
→ 口蓋垂、軟口蓋、口蓋弓をレーザーで切除し、咽頭腔を拡大形成
→ 縫合。軟口蓋基部にラジオ波凝固治療を加えることもあります。
本法は、極めて短時間で済み、侵襲も少なく、手技も簡単な手術ですが、知覚の鋭敏な口蓋垂や咽頭粘膜を傷つけますから、術後には必ず瘢痕(はんこん)ができます。瘢痕による拘縮(こうしゅく)は、のどの違和感やひきつれるような不快感、飲み込みづらさなどの不具合が、術後何年も続くことがあります。
本法に限らず手術療法は、厳格な適応基準のもとに行えばその効果は著しいが、これを怠って安易に行うと、無効かつ後遺症に悩まされることがあるから、的確な部位診断をおこなって、適応例に対して行うべきである。(前秋田大学耳鼻咽喉科教授戸川清先生)
いびき症の手術LAUP例2
⇒⇒⇒⇒⇒ LAUP手術直後の所見
LAUP+RFA(軟口蓋へのラジオ波治療)手術施行後半年経過
軟口蓋の切除はできる限り少なくして、術後の瘢痕形成を抑え、残した軟口蓋基部にラジオ波凝固治療を加えることによって、治療効果を高める工夫をした術式。
自由が丘耳鼻咽喉科 笠井クリニック
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