扁桃のラジオ波手術 
いびきの原因になっている口蓋扁桃肥大、咽喉頭異常感症や口臭の原因となっている慢性腺窩性扁桃炎の膿栓、繰り返して起こる習慣性扁桃炎などの治療としての口蓋扁桃摘出手術は術中、術後出血の管理の面から通常は入院の上でおこなわれます。外来での手術治療としては、出血のないことで安全性の高いラジオ波凝固治療が有効性の面からもおすすめできる治療法です。外来治療としては、片側ずつ、1ヶ月以上の間隔を空けておこなっていただくのが手術侵襲の少なさと安全性の面からも良いと考えます。ただし神経質で咽頭反射の強い方、高血圧や糖尿病などの全身疾患や精神疾患などのある方、局所麻酔が出来ない方等には扁桃の外来手術は向きませんから、手術が絶対に必要ということであれば、入院・全身麻酔下に口蓋扁桃摘出手術を考慮することになるでしょう。
手術前⇒右手術直後
⇒右術後1ヶ月(左手術前)
⇒左手術直後
⇒左手術1ヶ月後(両側手術後)
※扁桃の外来手術