ウィング 初めての旅

真鶴・箱根 その1

96・6・22


・初めての旅行はどこにする

 私がこのお家の子になってから、もう半年以上経ちました。

 今まではパパもママも私に掛かりきりで、とても泊まり掛けで何処かに行くどころではなかったようです。でも、私のオシッコの躾けもほぼ完成、お散歩だってまあ上手にできるようになりました。
 夏が近づいて来ると、お出かけ気分も盛り上がります。避妊手術に耐えたご褒美を兼ねて、思い切って一泊旅行をすることになりました。

 ママは「愛犬と泊まれる宿」という本や、愛犬雑誌で行き先検討。

     最初の旅行先は 1 余り遠くないところ
             2 一緒の部屋で食事できるところ
             で真鶴半島の「真鶴グランドホテル」に決めました。


・旅行の準備

 色々な本に持っていくと良いものが出ているのでそれを参考にしました。


 標準的な物のほかには

 予備のリード、お掃除ローラー、愛用のカバー、玩具、ガム、水筒
 ダニ対策グッズ(ダニよけスプレー・ウォッカ等の度数の高い酒・綿棒・鋏鉗子)
 ウェットティッシュ、おしぼりタオル(乾いたものと濡らしたもの)

                              などが便利でした

 もちろん、いつもの餌と食器は忘れずに 室内でおトイレをする子はその準備もね。

ウィングの支度だけで大きなバッグが一杯。これにキャリーケースとパパとママの荷物が加わりますから、大荷物です。犬連れ旅は車中心になるのがうなづけます。


・いよいよ出発

 朝からパパもママも忙しそう。私も何かお手伝いしようと思うのですが「ウィングはバスケット(我が家ではキャリーケースのことをこう呼びます)に入っているのが一番のお手伝い」って言われてしまいました。私だっていつもと違った雰囲気に興奮しちゃいますよね。

 車に乗り込んで出発です。車の中での私の定位置は、助手席に坐っている人の膝の上のクッションの上。私は「ドギーバック」という胴輪をつけて、助手席の人のシートベルトと連結されています。事故の時の安全性にはいまひとつ疑問が残りますが、窓から身を乗り出して外を見るときは(私はこれが大好き)安心です。

 疲れたときは、後部座席にシートベルトで固定されたバスケットに入って眠るの。最初はワクワクして窓の外を見ていた私ですが、高速道路に入るとつまらないのでバスケットに入って眠ることにしました。体力温存。

 休憩は2時間に一度はとり、その度にトイレシートを敷いておトイレタイムです。
私は「ウィング、チー」と言われながら、時計回りに回転させられるとすぐにチーがでます。 おもしろいでしょ。


  
・孔雀さんは大きいな

 箱根経由の道を選びましたが、あいにく小雨が降ってきました。ここで遊んでしまうと体中ドロンコの犬になってしまいます。お宿に泊まる前にはあんまり汚くならないようにしないといけないので、ここは我慢、我慢。

 湯河原まで下って来ると天気も回復し「万葉公園」*を散策しました。
      
 真鶴では「サボテンランド」*ヘ行きました。リードを付けていれば入園OKです。シャボテンだけでなく、きれいなお花がいっぱいでした。一番ウィングがおもしろかったのは、孔雀さんです。私の前できれいな羽をひろげて見せてくれました。(見せびらかしていたのかも?)でもちょっとビックリしました。鹿さんには嫌われたみたいで脅かされました。

   

  


行き先でのウィングのお楽しみ自由度
「***:とても自由
「**
:ところにより自由
「*:
ほとんど自由はない
表示しました行き先選びの参考にして下さい

旅行記内の情報はウィングが行った当時のものです。
今はいろいろ違っているところがあるかもしれません。
ご感想・情報をお待ちしています

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