ウィングの広島の旅
その１　帝釈峡
２０００．６．１０〜１２

原爆ドームにて

ウィングのパパが広島に行く用事ができました。
せっかくだからウィングも一緒について行くことにしたの。

　でも広島までは新幹線で５時間もかかるんです。（のぞみなら3時間45分？）
ひかり号の個室を利用して行くことも考えられますが、
今回は日程の都合でまたしてもウィングの苦手な飛行機で行くことになりました。ガーン。

例によって空港の手荷物カウンターでバスケットごとジタバタ暴れる私。

でもさすがに飛行機も７回目となると体調を崩すことはありません。
無事にパパ達とも会えて一安心。
ああ　早く犬も客室内に乗れる日が来ますように。
　

最初の行き先は「帝釈峡」＊＊。
梅雨入り後で心配していたお天気もなんとかもちそうです。

広島空港からレンタカーで２時間強。
ここでパパはお友達と会って岩石採集をするのだそうです。
その間ウィングは天然の岩でできた「雄橋」＊＊の川原で水遊び。


「白雲洞」＊という鍾乳洞で　犬を連れて入ってもいいか尋ねたら
「噛まなければいいです」とのこと。

ウィングも一緒に探険気分を味わいました。
その時は　ウィング達のグループの他はお客さんがいなかったので
良かったのですが、
鍾乳洞の中は狭いので混んでいる時は
遠慮したほうがいいかも知れませんね。

何だか　こわい？仕上がりの記念撮影

　今回は広島市内でパパの御用があるので、広島市内の犬と一緒に泊まれるお宿を捜しました。
原爆ドーム前の「広島の宿　相生」がＪＴＢのセレクト３０００で見つかったのですが、
残念ながら６月１０日は満室、１１日一泊しか予約できませんでした。

　

ママは　インターネットの掲示板で尋ねたり、あちこち電話をして捜しました。
なんとか犬もＯＫというビジネスホテルが４軒見つかりました。
（大手のホテルは盲導犬の受け入れは可能ですがペットはお断わりしていますとの回答。
かえって個人経営のホテルの方が配慮いただけるようです。）
そのなかで「Ｉホテル」に「大人２名と小型犬１匹」で予約をお願いしました。ところが、、、、

「Ｉホテル」には夜８時頃到着。特に犬についての注意事項もなく部屋の鍵を戴いてお部屋に行きました。
ツインで広さは十分。快適な夜を過ごしました。
翌朝、ウィングはママに抱かれてエレベーターに乗りフロントの前を通ってお散歩にいきました。
そしてチェックアウトの時　支払いをすませて、いつものように「ウィングの旅行絵日記」に
ここのホテルを紹介させてもらってもいいですかと尋ねたところ、、、なんと

「ここは犬は駄目なんですよ」というお返事。

もう、ママはびっくり！！！！！！！
確かに電話で確認してＯＫをもらったしメールも送っておいたのですが、
なにか行き違いがあったようです。

昨夜のチェックインの時はバスケットに入っていたのでフロントの方も気が付かなかったとのこと。

お散歩に行ったときは「ぬいぐるみかと思った」と
（きっと　わざと親切に言ってくださったんです。）

ここも盲導犬以外は泊まれないところだったのです。

それにしても、もしこちらがホームページのことで尋ねなかったら、
きっとホテルの方は何も言わずに
見逃してくださったのかと思うと、有り難さでいっぱいです。

　広島ではこの「Ｉホテル」を初め、あちこちでウィングに声を掛けてくださる方が多く
（たぶん今まで行った中では一番多いです）優しさにあふれた街だなと感じました。

ウィングは広島が大好きになりました。
「Ｉホテル」さん　どうもありがとうございました。

行き先でのウィングのお楽しみ自由度を
「＊＊＊：とても自由」
「＊＊：ところにより自由」
「＊：ほとんど自由はない」で
表示しました行き先選びの参考にして下さい

旅行記内の情報はウィングが行った当時のものです。
今はいろいろ違っているところがあるかもしれません。
ご感想･情報をお待ちしています

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