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もともと球磨郡にはどんな奥地にでも茶の木が忘れられたかのように生育しています。これは、山林労働者(山師、ですね)がお茶を現地調達するために植え広げて行ったからで、球磨地方の住民は昔からいかにお茶好きだったかを物語っています。現在ではもちろんきちんと管理され機械化がすすんだ茶畑で生産されており、相良村、錦町、上村などのの、日当たりに恵まれ水はけのよい適地に広がっています。米でいえばコシヒカリに相当する、優秀な「やぶ北」が大半を占めています。
焼酎盆地での生産量は生葉で1500トン近い収量を誇る相良村が独走しています。お茶の葉は、加工されて工場から荒茶として出荷されるときは乾燥しているので生葉の約1/5の重さに減っています。郡市合計の生産量は、生葉で2330トン、荒茶で474トンとなり、県全体の生産量の約25%を誇っています。
イラストの「球磨のよか男」松本さんは、農薬に頼らないお茶づくりに挑まれ、実績をあげておられます。白髪岳のふもとでつくられる、香り高いその名も「白髪ほまれ」の熱い一杯をぜひどうぞ。